男なのにかわいいものが好きなのって変かな? ネカマが少年の悩みを救うネトゲ漫画に感動の声

リアルの立場やシガラミから逃れられるのは、オンラインの良いところ。

» 2021年01月17日 20時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 リアルでは男子だけど、ネットゲームの世界では女の子――恥ずかしくてかわいいものは好きだと言えない男子が、ネトゲに救われる漫画に、「いい話」「好きなものは好きでいるべき」と感動する声が寄せられています。


アイキャッチ あるネカマとの出会いが、悩める男子を救う

 女性アバター「メロ」の中の人は、「健吾」という男子高校生。仲間にも周知のネカマです。このオンラインゲームにハマった理由をメンバーに聞かれ、夜中に語り明かします。


1P

2P

3P

4P

 発端は5歳のとき、かわいいぬいぐるみを欲しがって父に言われた「それ女の子が持つぬいぐるみだぞ?」のひと言。父に悪気はなく、母もフォローしてくれたものの、その言葉の衝撃は大きくて、いつしか健吾は「かわいいもの好き」を隠して過ごすようになりました。


5P


6P

 悩みを抱えたまま迎えた高校生活でふと始めたのが、現在も遊んでいるオンラインゲーム。女性アバターのかわいらしいデザインにひかれ、健吾は「メロ」となって冒険を始めました。

 他のプレイヤーと交流し始めたメロは、リアルでは話せない趣味も隠さなくて済む世界に大ハマリ。やがて、当時一番仲の良かった「にも」に自分はかわいいもの好きのネカマだと打ち明けます。


7P

 おそるおそる聞いた「変かな……?」に返ってきた言葉は、「私もネカマだよ!」。にもも似たような事情を抱えていたのです。


8P

9P


10P

 驚くメロに、にもは「好きなもの」が自分に似合うかどうかより、自分の一部である「好き」を大切にするほうが重要と語ります。

 そして、「私はかわいいものが好きなメロちゃんが大好き」「だからきっとメロちゃんも自分のことをそう思える日がくるよ」と勇気づけるのでした。良い出会いがあってよかったですね。


 同作は直正也(@zikimasaya)さんが手がける「53歳でオンラインゲームをはじめて、人生初のオフ会に参加する話」シリーズの一節。ゲームの世界で出会った小学生やサラリーマンなど、立場が異なる人々のオン・オフ事情が描かれています。


作品提供:直正也(@zikimasaya)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」