図書室で見つけた交換ノートを相手も分からないまま続け…… 1つの恋の始まりを描いた漫画がキュンキュンくる(1/2 ページ)
1冊のノートでつながる2人。
図書室の本棚で見つけた、1冊の交換ノート。そこから始まる恋を描いた漫画「遠距離こうかんノート」が、とてもすてきと人気です。これぞまさに青春って感じだぁ……。
読書好きの女子「しおり」はある日、学校の図書室の本棚にノートが挟まっているのを見つけます。なぜ図書室にノートが……と白紙ページをめくっていくと、「僕の交換ノートをしてくれませんか」と書かれているページが。いろいろと考えた末、「友達いないのかな」「小説の一場面みたいで面白そう」と、「私でよければ」の一言を書き加えて本棚に戻すことに。
2日後、交換ノートを確認しに行くと、お礼とともに「お互い素性を探らずに続けたい」旨が書かれていました。何か危ない話でもするのか……と思いながらも、考えてもしょうがないと交換を続けるしおり。他愛のない内容が続きますが、ある時「両親がうまくいっておらず誰にも相談できない……と言っている知り合いがいる」という内容が書かれます。
明らかに知り合いじゃなくて自分のことだ……と交換ノートの内容を考えていると、クラスの明るい男子たちがふざけて投げた「細谷」の上履きが逸れてしおりに直撃。謝罪する男子たちを見ながら、交換ノートの相手はこんなふうにふざけ合える友達もいないんだろうなと考えるのでした。
後日、廊下で別のクラスの男子が落としたノートを拾ってあげると、そこには交換ノートと同じ筆跡と思われる字が。影が薄くいつも1人で全然笑わないことから、“幸薄くん”と呼ばれている「高野」でした。
交換ノートの字と内容から相手はおそらく高野と特定したしおり。しかし後日、上履き事故の「細谷」と高野が談笑しているところを見掛けます。友達いたんだと安心するしおりですが、交換ノートには「続けることができない」と突然終わりを告げられてしまいます。
驚くしおりですが、翌日になり細谷が転校することが判明。細谷ではない友人に、自分ではなれなかったのか……。とうとう、図書室に駆け込むしおり。果たして、交換ノートはしおりに何をもたらしたのか。その最後は、ぜひ実際に読んで確かめてみてください。
この漫画にネット上では、「読み始めたら、引き込まれて一気に読んでしまいました」「私も中学生の時に特別教室の机の上の落書きで、知らない人とやり取りしてた事を思い出しました」「昔塾の机に知らない子とずっと机トークしてた。なんかそれ思い出しました」「最高すぎました」「便利なスマホがあるのにあえて交換ノートを郵送でやるってのはなんだかんだ尊い」といった声が寄せられていました。
この漫画を公開したのは、月本千景さん(@chikatsuk)。漫画賞で佳作を受賞した作品で、短編集『つきのもと』にも収録されています。
画像提供:月本千景さん(@chikatsuk)
関連記事
- 机の中に入っていた見覚えのない交換日記 ウブすぎる相手からのアプローチにほっこりが止まらない漫画
物事には順序ってもんがあるんだよ。 - 学校で人気の女子が図書室に通う理由は……? 気持ちを隠せない女子と気付かない鈍感男子の漫画に青春を感じる
前途多難かもしれない。 - 見えないと思って「すきです」と書いたら…… 目の悪い先輩に遠回しに告白しちゃう漫画が青春すぎる
こんな青春を送りたかった。 - 先輩がくれたフリスクは大人の味だった 高1の夏休みの恋を描いた思い出漫画が甘酸っぱい
好きな人の癖や好みを今も思い出す。 - 図書室にヤンキーたちが襲来 → 勉強会するだけかよ! 不穏な空気で始まる漫画が最高のほっこり話だった
見た目で判断してはいけないタイプ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
-
川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
-
中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
-
大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
-
「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
-
猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
-
なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
-
大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
-
「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
-
「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた