ニュース
» 2021年02月12日 18時00分 公開

告白文化は日本独特のもの? ヨーロッパと日本の恋愛スタイルの違いとは(1/2 ページ)

オランダに3年間住んでみて経験したヨーロッパの恋愛文化

[佐藤まり子,ねとらぼ]

 一般的に「日本人は物言いがあいまい。対して欧米の人ははっきり意見を述べる」と言われている。しかし、恋愛に関しては少し違うかもしれない。

 筆者は2017年にフリーランスビザを取得し、オランダで暮らしている。立場としては移民なので、どこまでヨーロッパを理解できているかわからないが、恋愛観に関してはやはりちょっと違うなと思うことがある。

 例えば「デーティング期間」。欧米には日本のように「付き合いましょう」とはっきり宣言することや「告白」と呼ばれるものはないようだ。友達以上恋人未満のお試し期間「デーティング」をへて相手との相性を確かめ、自然な流れでカップルになる。


オランダの夏。カップルたちは海辺で日向ぼっこをしたり泳いで過ごす

 私がデーティングの存在を知ったのは、オランダに来て2年目の冬だった。

 仲間内で隣国に車で出かけた際、ここ数カ月いい雰囲気の2人がいたので「○○と○○って付き合ってるんでしょ?」と車の中でズバッと聞いてしまったことがある。一瞬空気がシンとして、助手席に座っている別のオランダ人が「マリコ、西欧にはデーティング期間というものがあって……」と説明してくれた。

 カップルによって期間に差はあるが、おおむね数カ月の「お試し期間」をへて、恋人になるらしい。デーティング期間中は、複数の人と相性を確かめ合うこともあるらしく二股にはならないという。ちなみに「相性を確かめる」行為にはキス以上も含まれる。日本だと漫画やドラマなどでも「告白」の過程があることが多いが、欧米では一般的ではないようだ。

 付き合っているのか付き合っていないのか、ビミョーな期間を1カ月から長くて半年くらい続け、どちらからともなく「僕って(私って)あなたの恋人?」と聞いたり、親しい友人や家族にも紹介したりして付き合い始めるらしい。

 というわけで、私の「付き合ってるんでしょ?」という質問は、まだビミョーな関係の2人に対して、直球で空気の読めないことを聞いてしまっていたのだ。その後、2人は付き合うことになったけれど、悪いことをしたなと今でも申し訳なく思っている。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥
  2. 笠井アナ、日比谷公園で「信じられないことが…」 サンドイッチを狙う集団に「何? えーっ! まさか、それはないでしょ!」
  3. 62歳の宮崎美子、マクドナルドCMで初々しい中学生少女を見事に演じる 「暖かい目でぜひ見てください」
  4. 瀕死のスズメのヒナを助けたのに…… 「助けたヒナたちに完全にナメられた」動画がほほえましくて面白い
  5. ハート打ち抜かれました! コロンビアのアーチェリー女子選手が「かわいい」「エルフ」と注目の的に
  6. 散歩中のラブラドール、助けを求める子猫を発見→保護 親子のような仲むつまじいふたりに涙が出る
  7. 宮迫博之、美容整形から2週間のビフォーアフター公開 手術直後の腫れ&炎症だらけな顔に「暴漢に遭ったんかって」
  8. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  9. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  10. 「本人にしか見えない」「めっちゃ似てる」 霜降り明星せいや、オリンピック開会式に“ガチのそっくりさん”を発見する