自分の字を嫌っていた作者が「万年筆の沼」にハマるまで 万年筆オタク漫画の布教力が高すぎる
きっとあなたも万年筆が欲しくなる。
学生時代に「字が汚い」と言われコンプレックスになった作者が、万年筆の“沼”にハマるまでを描いた漫画がすてきです。投稿したのは、いくたはな(@suitondiary)さん。
きっかけは2年ほど前、パッケージに「きっと書くのが楽しくなる」と書かれた万年筆に出会ったことでした。
万年筆のイメージは“字の上手な人が使う道具”。パッケージの「きっと書くのが楽しくなる」という言葉に惹かれつつ、自分が買っていいものかと葛藤します。
なぜなら、いくたさんは学生の頃に教師から言われた「字汚いよ」の言葉にショックを受け、ずっと自分の字が嫌いだったからです。
それでも勇気を出して購入……! 早速インクカートリッジをセットし、紙に書き始めると――「字を書くっていうか生まれてる…!?」「字が生きてる気すらする…!!」――と、その書き心地に心をつかまれます。
自分の字は嫌いでも、文章を書くことは好きだったいくたさん。彼女が深い深い“沼”に沈むまでは一瞬でした。万年筆・インク・ガラスペン――漫画の後半では、好きなものを幸せそうに早口で語るいくたさんの姿が描かれます。
そして最後には、同じようなコンプレックスを持つ人に向けて、ペンやインク次第で自分の字に愛着がもてるようになる可能性があることを伝えるのでした。「自分の字のコンプレックスが…化けますよ」。
Twitterでは「とっても素敵な沼ですね!」「めっちゃ万年筆欲しくなった」の声が寄せられており、ペンのコレクションを見てみたいといった声も上がっています。楽しそうに好きなものを話している人を見ると、こちらもワクワクしてきますよね!
いくたさんは他にもInstagram(@iktaa222)やブログ「いくたの前向記後向記」にて、主に家族との暮らしを漫画にしています。
画像提供:いくたはな(@suitondiary)さん
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