顔が良すぎる親子が引っ越してきた! 心の闇すら浄化する美形親子の漫画が「尊い」「切ない」と話題に(1/2 ページ)
顔が良すぎる親子とそれを見守るモブたちの様子が尊い作品です。
小さな町に、顔が良すぎる親子が引っ越してきた。そしてその親子を見た町民(モブ)は片っ端から心を浄化されてしまう――。そんな漫画がTwitter上で話題となっています。顔が良すぎるだけの親子かと思いきや、引っ越してきたのには理由があるようで……?
ある日、狭く小さな町に、光り輝いて見えるほどに美しいイケメンが現れました。あまりの美しさに、彼を見た町民たちは「俺までドキドキしてきた……」とソワソワ。そんな神々しいイケメンを放っておくはずもなく、町民の1人が声を掛けるも、「申し訳ない。この後、世界一かわいい女性と会うので」と断られてしまいます。それを見た町民らは、「調子乗んなよ」「拝んでやろうぜ、自慢の女をよ」とけんか腰に。一体どんな女性が現れるの……?
すると現れたのは、天使のように愛くるしい女の子でした。そう、世界一かわいい女性とは、彼の娘だったのです。そのかわいすぎる笑顔に、「そりゃ世界一だわ〜!」と納得する町民たち。心の闇が浄化されて泣き出してしまう人まで出てきます。見ているだけで心を浄化する効果を持つ美形、恐るべし……!
町民たちは美しい親子を歓迎し、彼らを受け入れることにしました。そしてその美を称賛すると、イケメンは「そんなことありませんよ。確かにわれわれも整った顔はしていますが……」と謙遜(?)します。本当のことなのでもはや町民たちは何も言えません。そしてイケメンは、「世界一美しいのは、妻なので」と言い放ちました。これには町民たちも敗北を認めざるを得ません。イケメンは言動までイケメンだったのです……!
場面は変わり、新居に帰宅した美しすぎる親子。かわいらしい娘は疲れからかスヤスヤと眠ってしまいます。父親は台所に立ち、「やっと君と旅行で気に入った町に越してこれた。あの子との時間を、これから大切にするよ」と誰かに向けて話し掛けます。「今日もあの子が世界で一番かわいかったし、君が世界で一番美しかった」と言うその先には、亡き妻の遺影があったのでした――。
この漫画についてネット上では、「初めて尊すぎて泣いた」「両目のダムが決壊しそうなのですが……」「私この漫画のモブになります」「どうして『いいね』は1回しか押せないのでしょうか……」「モブの1人としてこの家族を見守りたい……」といった声が寄せられていました。
この漫画を公開したのは、漫画家の天色ちゆさん(@amairo_chu)。『純白ドレスに赤い糸』『キミに初恋プロポーズ』『高崎くんは求愛中毒』などの作品を手掛けており、現在、集英社マンガMeeにて『死がふたりを分かつとも』を連載中です。ちなみに、この漫画の続きは「仕事の合間に描いていきたいです」とのこと。そしてさっそく、2月4日に続編が公開されました。モブの1人として、親子の今後を見守っていきたいですね……。
画像提供:天色ちゆさん(@amairo_chu)
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