「愛される私の物語を書いて」 貧乏小説家がお嬢様に拉致されて小説を書かされる漫画が泣けてときめく(1/2 ページ)
偽りの愛と本当の愛の話。
貧乏小説家がお嬢様に拉致され、お嬢様が主人公の小説を書かされる漫画が、尊いと話題です。作品をTwitterで公開したのは、漫画家の藤松盟(@fuji3DA_AHAHA)さん。愛あふれる百合に心が満たされます。
小説家を廃業し、貧乏フリーターとして生活していた夕美は、金銭的な事情から、PCとかつて出版した小説を売ることにしました。そこに突然現れたのがお嬢様の聡子。
夕美を探していたという聡子は、夕美を黒塗りの高級車に押し込み、あろうことか自分のためだけに『愛される私の物語』を書いてほしいと要求してきました。最初は断ろうと思った夕美ですが、破格の報酬に釣られて承諾。1年間、住み込みで小説を書くことになったのでした。
最初のお題は『友人に愛される私』。夕美に自分の友人となり、その関係性をモデルに物語を書けというのです。この無茶振りをなんとか1カ月半かけて仕上げた夕美でしたが、聡子からの難題はさらに続きます。次の依頼は『恋人に愛される私』。聡子が恋人の夕美に愛される、という物語です。
夕美の文章を「あったかくて愛がある」と言う聡子と、聡子と出会ってまた小説を書くことが好きだと思えるようになった夕美。2人の約束が終わるまで半年となった頃、聡子がどうして愛される物語を求めるのか、その理由が分かる出来事が起こります。
物語の中でしか愛されないと思っている聡子に、本当に愛されるということがどんなことなのか、夕美は教えることができたのでしょうか。読者からは「尊い」を始め「感情移入しすぎて泣きそう」「もしかして私涙もろいのか?」などの声が届いています。
画像提供:藤松盟(@fuji3DA_AHAHA)さん
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