「増える独り言」「出社が不安」……在宅勤務の“あるある”や戸惑い描いた漫画「在宅勤務子ちゃん」に共感(1/2 ページ)

『在宅勤務子ちゃん わたしたちのリモートワーク日記』として発売。

» 2021年03月18日 07時30分 公開
[谷町邦子ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で広がったリモートワーク。東京都が実施した調査では、2020年6月時点で回答企業の6割近くが導入し、多くの人が経験することになりました。そんなリモートワーク中の“あるある”を描き、Twitterで人気を博した4コマ漫画『在宅勤務子ちゃん』(作:一秒)が単行本になりました。3月18日に発売です(PHP研究所、税別1230円)。


在宅勤務子ちゃん いいことづくめに見えるリモートワークだけど……

 主人公は26歳のOL、在(ざい)タク子。彼女の会社でも在宅勤務がスタートし、初めは通勤もメイクも必要なく、マイペースに働けるリモートワークを満喫していました。


在宅勤務子ちゃん 初めは「最高!」だった在宅勤務

 しかしワンルームで1人、PCを使う仕事をするうちに、「私ひとり言多い?」と雑談できないストレスや、対面で会話ができないため相手が怒っているかどうか分からないという不安を感じます。金曜日になってもみんなと飲みに行けずガッカリしたり、「私の仕事って不要不急だったんだな」と自嘲し虚しさを感じることも。


在宅勤務子ちゃん 自由でリラックスできるはずなのに

 1カ月以上続いた在宅勤務で、タク子の精神と体はゆるみ切ってしまいます。満員電車や残業などに耐えられるのか……在宅勤務終了が迫ると、タク子は「嫌だ〜っ!! なんか急に嫌になってきた出社!」とちょっとしたパニックに陥るのでした。


在宅勤務子ちゃん 不安や不満、閉塞感はあったものの、終わりが見えると焦る!

 作者の一秒(@ichibyo3)さんが、2020年4月に緊急事態宣言が出されてから、自粛期間中の空き時間に描いて「note」に投稿した本作品。在宅勤務中に起こりがちなことや、戸惑い、葛藤を描いた漫画は「自分のことかと思った」「わかるよタク子」など多くの共感を集めました。一方、「会話はチャットで充分」「飲み会が減ってうれしい」など、タク子と違い感じ方をした人からも感想が寄せられました。

 書籍版『在宅勤務子ちゃん わたしたちのリモートワーク日記』は50ページ以上の描き下ろし新作を収録し、フリーランスの友人や幼い子を持つ上司、雑談いらない派の同僚SEと、出勤一択の総務担当が新キャラクターとして加わっています。


在宅勤務子ちゃん 新キャラを含む5人在宅勤務エピソードは、著者自身の体験や、SNSで募った「在宅あるある」、取材をもとにした実体験も多く含まれている

(C)Ichibyo/CORK

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた