「900円なのにこんな肉厚でいいの……?」 ネットで話題のサイゼリヤ「ラムのランプステーキ」が感動するおいしさだった
塩とスパイスで食べるのおいしそう。
サイゼリヤで3月17日から販売中の新メニュー「ラムのランプステーキ」が、Twitterなどでおいしいと評判です。実は筆者、普段はゲームメディアで記事を書いているのですが、うわさを聞いて食べてみたところ、あまりのうまさに感動したため「この感動を少しでも多くの人々に伝えなければならない」という謎の使命感が沸き、急きょねとらぼ編集部にお願いしてこの記事を書かせてもらっています。
そして筆者はジンギスカンをソウルフードとする生粋の道産子……。羊肉には人一倍強いこだわりがあります。そんな道産子をうならせた「ラムのランプステーキ」について熱く語らせてください!
「900円なのにこんな肉厚で……いいのか……?」
2021年3月17日、羊肉のステーキがやってくる!
その知らせを聞いた羊肉大好き人間の筆者は、ランチタイムに近所のサイゼリヤに直行。ラムのランプステーキとライスのほかに、イタリア風もつ煮込み、白ワインのデカンタ(250ml)、ガーデンサラダ(こっちも新メニュー!)を注文しました。せっかく新メニューも登場したことだし、ちょっと豪遊してやろうと思ったのです。いや、サイゼはステキな格安メニューばかりなので大した値段じゃないんですけどね。
白ワインを嗜みつつ、早々にやってきたもつ煮込みとサラダをつまんでお目当てのものが焼き上がるのを待ちます。ステーキも良いですが、これらも絶品です……!
こうしてワインで出来上がってきた筆者は肉を欲する肉体になっていました。
そんな時、アイツが「主役は遅れてやってくるもんだぜ」といわんばかりにドンッと登場します。そう、お目当てのラムのランプステーキ!
まず驚いたのが「こりゃあ……いい肉使ってんだろうな」ってのが伝わる香ばしさ。羊臭さが一切ありませんでした。ちなみに、ランプとは腰からお尻にかけての赤みが多く柔らかい部分で、牛より小柄な子羊のランプは結構希少なんだとか。っていうか……肉の厚みがすごいな!
サイズこそはリブステーキより小さいですが、肉の厚さはラムのランプステーキの方が勝っています。メニューの説明通り、焼き加減はミディアムレア。もう食べる前から歯ごたえがあると分かりました。
羊なのに「ステーキらしさ」が存分に味わえる
で、肝心の肉の味はというと、固すぎず柔らかすぎず、こってりしすぎずあっさりしすぎず……まさに絶妙なバランスで成り立っている、すばらしいステーキを食べていると実感しました。それにご飯が進む!
普段、羊肉を食べない人には、そのクセのなさから「えっ、これ羊肉?」と感じるかもしれません。サイゼリヤにあるラムの串焼きのアロスティチーニは、羊肉らしさが味わえるメニューだと思うのですが、このラムのランプステーキは、王道の“ステーキらしさ”が味わえるメニューだと思いました。
そんな良い肉を塩とスパイスをつけて食べることになるのですが……正直なところ、注文する前は「このステーキ、塩とスパイスだけで食べるのかぁ〜俺はガルムソースをどっぷりつけて食べたいんだけどなぁ……」と思っていました。しかし、この筆者の考えはあまりにも浅はかであると思い知らされるのです。
そう、臭みのない良い肉を食べる時は、塩のほうがバツグンにいいんです。塩だけだと肉のおいしさが分かる! しかもこの塩、シチリア産海塩なんだとか。いい塩使ってますわ!
スパイスの方は、前述のアロスティチーニでも使われている、クミンが効いた「やみつきスパイス」。シチリア産海塩で肉そのものの味を楽しんだら、次は肉のうま味を引き出すやみつきスパイスをつけて食べる……この二刀流は飽きがこないな……。
このクオリティーで900円(税込)
最後に忘れてはいけないのがラムのランプステーキの価格、このクオリティーで900円(税込)です。これがサイゼリヤの公式サイトでつづられている企業努力のたまものなんだな……!
またステーキらしいステーキを食べたくなったら、ママチャリに乗って最高速度で近所のサイゼに直行しようと思います。待ってろよ。ラムのランプステーキ!
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この制限は予想外。
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