与謝野晶子『みだれ髪』の表紙がハート型ポーチに フェリシモミュージアム部が「あやしい絵展」とコラボグッズを発売

アートを感じるグッズ3種類が登場。

» 2021年03月26日 18時25分 公開
[ねとらぼ]

 「フェリシモミュージアム部」が、東京国立近代美術館で開催中の「あやしい絵展」とのコラボレーショングッズを発売しました。

 企画展のテーマである「あやしい」を表現したコラボグッズは、『みだれ髪』装幀(藤島武二作)、「おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン」(オーブリー・ビアズリー作)、「横櫛」 (甲斐庄楠音作)をモチーフにした3点。それぞれ、原画の物語や雰囲気を生かしたグッズに変身しました。

あやしい絵展 フェリシモミュージアム部とあやしい絵展がコラボ

みだれ髪エチケットポーチ

 藤島武二が手がけた与謝野晶子『みだれ髪』初版本の図案。図案をそのままかたどったハート型のポーチには、女性を射抜く矢のタグが付いています。タグの裏には、『みだれ髪』のタイトルが書かれているのも細かなこだわりです。

 ポーチの内部には、ポケットティッシュを入れられるポケットやメッシュポケットが付いており、コンパクトながらもリップや目薬など必要なものをスッキリとまとめられる作りになっています。

あやしい絵展 みだれ髪エチケットポーチ 2450円
あやしい絵展 裏面にも装幀のモチーフが
あやしい絵展 細かい日用品を入れるのにぴったりです

湯気とともに物語が立ちのぼるカップ

 オーブリー・ビアズリーが『ザ・ステューディオ』創刊号に寄せた挿図「おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン」。黒いマグカップには、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」の作品が描かれることの元となった戯曲「サロメ」のシーンの台詞「J’ai baise ta bouche Iokanaan, j'ai baise ta bouche(訳:お前の口にくちづけしたよ、ヨカナーン、お前の口にくちづけしたのだよ)」がプリントされています。

 マグカップにお湯を注ぐと、黒い部分の色が変わり、下からビアズリーの挿図が浮かび上がります。

あやしい絵展 湯気とともに物語が立ちのぼるカップ 2400円
あやしい絵展 下から絵が浮かび上がります

障子の向こうからあやしくのぞくレターセット

 甲斐庄楠音 「横櫛」をプリントした便箋と障子柄の半透明の封筒のセット。封筒に便箋を入れると、まるで女性が障子の向こうからこちらをのぞいているように見えます

あやしい絵展 障子の向こうからあやしくのぞくレターセット 1000円

 全ての商品には、モチーフとなった作品の解説が書かれたフェリシモミュージアム部オリジナルの情報カードがついており、グッズを通じて作品について学びを深められます。

 あやしい絵展は、3月23日から5月16日まで東京国立近代美術館で開催中。東京での会期終了後は、7月3日から8月15日まで大阪歴史博物館に巡回します。

 フェリシモミュージアム部とのコラボ商品は、各会場特設ショップにて販売中です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」