うつの心を再び動かしてくれた、ある“きっかけ”を描いた漫画に共感 「めちゃくちゃわかる」「勇気付けられました」(1/2 ページ)

ささいなきっかけでも、大きなきっかけに。

» 2021年05月12日 07時30分 公開
[さあにんねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 厚生労働省によると、100人のうち約6人が生涯のうちに「うつ病」を経験するんだとか。紹介するのは「うつ」になった心が、動きだす。そのきっかけのお話です。

 マンガ家のわくまる(@w_tokushun)さんは、ある日突然に「うつ」になってしまいます。


うつの心が動き出した話


 何を食べても、美しいものを見ても、心が動かず、自分の心が死んでしまっていることに気が付いたわくまるさん。「うつ」を自覚し、お休みを取ることに。

 編集チームからの理解も得られ、休養へと入るのですが、その日々は想像以上に大変でした。


うつの心が動き出した話

うつの心が動き出した話

 ただ過ぎていくだけの時間。さらには自分の作品までも「くだらなく」思えてしまうように。そんなわくまるさんを救ったのは……。


うつの心が動き出した話

 いつも部屋の中に、目の前にある「ホコリ」が陽に照らされていた。それだけのことなのに、わくまるさんの心に「キレイ」という感動が芽生えたのです。

 唐突に覚えた「感動」に、心が再起動。日常を取り戻し、連載に向けての準備を始めたわくまるさん。この経験を残そうと、こうして作品に仕上げ、公開したといいます。


うつの心が動き出した話

 公開後のコメントには、「私も同じように、一瞬の光から回復に向かう経験をしました」「カーテンの埃の感動めちゃくちゃわかる」と、同じ経験をした方からの声もあれば、「経験を漫画にして下さってありがとうございます。心が動く瞬間は些細な事ですが、それが大きなきっかけになるんですね」「勇気付けられました」「少し気が楽になりました」と、わくまるさんの経験を知ることで、心が動いた方からの声も。作品を通じての経験の共有が、いろいろな人の心が響いたようです。

 わくまるさんは、惑丸徳俊(わくまる とくしゅん)の名前で作品を公開中。『超訳 人間失格』(アスコム・刊/齋藤 孝・著)では、カバーとマンガパートを担当している他、現在はやじまけんじさん、ホリプーさんらとともに、鈴木おさむさん原作「おばけと風鈴」の連載準備をしているそうです。




※作品提供:わくまる(@w_tokushun)さん


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. /nl/articles/2412/18/news207.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. /nl/articles/2412/21/news040.jpg 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. /nl/articles/2412/22/news034.jpg 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. /nl/articles/2412/21/news019.jpg 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. /nl/articles/2412/22/news036.jpg 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. /nl/articles/2412/21/news023.jpg 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. /nl/articles/2412/17/news042.jpg 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
  10. /nl/articles/2412/22/news020.jpg 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」