カゴメ“醸熟ソース”波型の蓋が「開けにくい」「液垂れする」の声受けついに一新 新パッケージについて話を聞いた(1/2 ページ)
かわいらしい見た目の波型キャップでしたが……。
カゴメが販売する「醸熟ソース」が、パッケージをリニューアルしました。開けやすく注ぎやすくなったという新パッケージですが、リニューアル前のパッケージには賛否さまざまな声が寄せられていたようです。リニューアルに至った経緯をカゴメに聞きました。
波型の蓋が特徴的だったリニューアル前のパッケージが導入されたのは、2017年。導入直後から、ネット上では「ソースが飛び散る」「開けづらい」といった声が散見されるようになりました。中には、このパッケージを理由に他社製に乗り換えると言った厳しい声も……。
TwitterでもKAGOMEお客様相談センター公式アカウント(@kagome_y)でユーザーからの「使いづらい」といった声を拾い上げており、評判は把握していた様子。そして2021年、ついにパッケージのリニューアルが実施されました。
見た目はおしゃれでかわいらしかったものの、あまり好評ではなかった波型キャップ。どのような問題があったのか、そしてリニューアルでどのように改善されたのか、カゴメに話を聞いてみました。
―― 以前の波型パッケージはどのような経緯で導入されたものだったのでしょうか。
カゴメ: 従来の容器は、「キャップが閉めにくい」「キャップの中栓の構造が複雑で開け方が分かりにくい」などのお声をお客さまよりいただいており、それを改善するために、「ひねると開き、押すだけで閉まる」という特徴をもつ波型のキャップを採用いたしました。
―― 今回パッケージをリニューアルした理由はどのようなものだったのでしょうか。
カゴメ: ご購入いただいた複数のお客さまより、「キャップが開けにくい」「分量の調整が難しい」「液が垂れしてしまう」などのお声をいただいたため、さらに容器を改良し、リニューアルいたしました。
―― パッケージのリニューアルはいつごろから検討が始まりましたか。
カゴメ:今回の容器変更の前に、まずはお客さまの「キャップが開けにくい」「分量の調整が難しい」「液が垂れしてしまう」などご不満をできるだけ早く解消するために、パッケージに開け方のイラストを表記したり、キャップの材質の変更、中栓の改良などを行ってきましたが、それによる大きな改善はみられませんでした。そこで、一から容器設計を見直すことを決め、2018年から現在の新パッケージの開発に着手しました。
お客さまが商品を利用する際に不便に感じていることの再調査や使いやすい容器の再設計を行い、試作品の開発や使い勝手の検証を繰り返し行ってまいりました。試作品の開発時には、お客さま相談センターにお声をくださった複数のお客さまに実際にお試しいただくなど、慎重に検証を重ねてまいりました。その後、新容器に対応した製造設備を整備し、新容器でのリニューアル発売を迎えることができました。
―― 新パッケージになって利用者からどのような反応や意見がありましたか。
カゴメ: 改良までお待たせしてしまったことは大変申し訳なく思っております。今回の容器変更に伴って、多くのお客さまより「改良されてよかった」「使いやすくなった」などのお声をいただいております。今後もお客さまに安心してご利用いただける商品の開発に取り組んでまいります。
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