カゴメ“醸熟ソース”波型の蓋が「開けにくい」「液垂れする」の声受けついに一新 新パッケージについて話を聞いた(1/2 ページ)

かわいらしい見た目の波型キャップでしたが……。

» 2021年05月15日 12時00分 公開
[コンタケねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 カゴメが販売する「醸熟ソース」が、パッケージをリニューアルしました。開けやすく注ぎやすくなったという新パッケージですが、リニューアル前のパッケージには賛否さまざまな声が寄せられていたようです。リニューアルに至った経緯をカゴメに聞きました。


カゴメ 醸熟ソース パッケージ 蓋 キャップ 波 リニューアル 「醸熟ソース」旧パッケージ。波型の蓋が特徴的でした

カゴメ 醸熟ソース パッケージ 蓋 キャップ 波 リニューアル リニューアル後のパッケージ

 波型の蓋が特徴的だったリニューアル前のパッケージが導入されたのは、2017年。導入直後から、ネット上では「ソースが飛び散る」「開けづらい」といった声が散見されるようになりました。中には、このパッケージを理由に他社製に乗り換えると言った厳しい声も……。

 TwitterでもKAGOMEお客様相談センター公式アカウント(@kagome_y)でユーザーからの「使いづらい」といった声を拾い上げており、評判は把握していた様子。そして2021年、ついにパッケージのリニューアルが実施されました。



 見た目はおしゃれでかわいらしかったものの、あまり好評ではなかった波型キャップ。どのような問題があったのか、そしてリニューアルでどのように改善されたのか、カゴメに話を聞いてみました。

―― 以前の波型パッケージはどのような経緯で導入されたものだったのでしょうか。

カゴメ: 従来の容器は、「キャップが閉めにくい」「キャップの中栓の構造が複雑で開け方が分かりにくい」などのお声をお客さまよりいただいており、それを改善するために、「ひねると開き、押すだけで閉まる」という特徴をもつ波型のキャップを採用いたしました。

―― 今回パッケージをリニューアルした理由はどのようなものだったのでしょうか。

カゴメ: ご購入いただいた複数のお客さまより、「キャップが開けにくい」「分量の調整が難しい」「液が垂れしてしまう」などのお声をいただいたため、さらに容器を改良し、リニューアルいたしました。

―― パッケージのリニューアルはいつごろから検討が始まりましたか。

カゴメ:今回の容器変更の前に、まずはお客さまの「キャップが開けにくい」「分量の調整が難しい」「液が垂れしてしまう」などご不満をできるだけ早く解消するために、パッケージに開け方のイラストを表記したり、キャップの材質の変更、中栓の改良などを行ってきましたが、それによる大きな改善はみられませんでした。そこで、一から容器設計を見直すことを決め、2018年から現在の新パッケージの開発に着手しました。

 お客さまが商品を利用する際に不便に感じていることの再調査や使いやすい容器の再設計を行い、試作品の開発や使い勝手の検証を繰り返し行ってまいりました。試作品の開発時には、お客さま相談センターにお声をくださった複数のお客さまに実際にお試しいただくなど、慎重に検証を重ねてまいりました。その後、新容器に対応した製造設備を整備し、新容器でのリニューアル発売を迎えることができました。

―― 新パッケージになって利用者からどのような反応や意見がありましたか。

カゴメ: 改良までお待たせしてしまったことは大変申し訳なく思っております。今回の容器変更に伴って、多くのお客さまより「改良されてよかった」「使いやすくなった」などのお声をいただいております。今後もお客さまに安心してご利用いただける商品の開発に取り組んでまいります。


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/04/news045.jpg ヤマト運輸のLINEに「ありがとニャン」と返信したら…… “意外な機能”に「知らなかった」と驚き
  2. /nl/articles/2407/04/news034.jpg イヌワシが捕えて飛ぶのはまさかの…… 自然の厳しさと営みに感動する姿が660万件表示「こんな鮮明に見えるのは初めて」
  3. /nl/articles/2407/02/news189.jpg その発想はなかった……! ワークマンの1280円“サコッシュ付きTシャツ”の機能性がヤバい 高コスパなアイデア商品に「斬新」「え、すごい」
  4. /nl/articles/2407/02/news144.jpg 新生児を寝かしつけているのは……えぇーっ!? 思わず二度見の“おねんねタイム”が230万再生「なんじゃこの癒やしの塊は」「心臓ギュッとなった」
  5. /nl/articles/2407/03/news185.jpg 「鬼すぎない?」 大正製薬の広告が“性差別”と物議…… 男女の“非対称性”に「昭和かな?」「時代にあってない」
  6. /nl/articles/2407/03/news021.jpg 大好きな新聞屋さんに会えた柴犬、喜びを爆発させるが…… 切なすぎるお別れに「大好きがあふれてる」「帰りたくなくなっちゃいますね」
  7. /nl/articles/2407/04/news074.jpg こ、これは……! Netflixで見られる“幻のアニメ映画”に思わず二度見 「まさかネトフリでやってくれるとは!!」
  8. /nl/articles/2407/04/news011.jpg お義母さんに毎日「一口ちょうだい」と言い続けるドッキリ まさかの“感想”に「私もこんな義母がほしかった」「なんか涙出る」
  9. /nl/articles/2407/04/news030.jpg “新しい推しができたときのオタク”の現実を表したイラストが550万回表示 「マジでこれ」「これは真理」
  10. /nl/articles/2407/03/news164.png 新紙幣「一万円札と千円札の1の字が違う」SNSに違和感覚えるという声も…… 「1」のデザインが違う理由は?
先週の総合アクセスTOP10
  1. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  2. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  3. 皇后陛下、「淡いピンクの装い」に注目集まる 「天皇陛下のネクタイ」に合わせたコーディネートか
  4. レジンで生のイチゴを閉じ込め→4年放置したら……? “まさかの姿”に「100万年後に発見されて欲しい」
  5. 天皇陛下とチャールズ国王、“満面の笑みのショット”に反響
  6. 汚れたホースに綿を詰めて流したら…… 無色透明の水が“信じられない色”へ変化する光景に思わずゾッとする
  7. 「これが的を射たレビューってやつか」 セクシー俳優出演作を独自の視点で斬るレビュワーが大きな話題に 「ガチレビュー草」
  8. ビートたけし、数千万円級の“超高級外車”で商店街行く姿がエグかった……ギャップある光景に「威圧感あり過ぎ」「どう考えても映画のワンシーン」
  9. 「脳がバグる」「いやああああ」 市松模様に十字を書く→“とんでもないこと”になる錯視が約1000万再生の大反響
  10. 「昔のミスド良すぎる」「復活してほしい!」 30年以上前の“ミスドのドーナツ”に復活求める声相次ぐ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」