「きたぜー!」「うぉぉぉ」パンクブーブー黒瀬、40年眠っていた“ほぼ新車”奇跡の旧車「Z750GP」ついに納車、エンジン「初」始動(1/2 ページ)

「かかった!」 感動のエンジン「初」始動。

» 2021年05月27日 12時00分 公開
[カナブンさんねとらぼ]

 お笑いコンビ「パンクブーブー」の黒瀬純さんが5月25日、自身のYouTubeチャンネル「9610くろじゅんチャンネル」を更新。手に入れたカワサキの名車「Z750GP」のエンジン初始動の様子を披露しています。

Z750GP Z750GPが動き出して大喜びの黒瀬さん(9610くろじゅんチャンネルより、以下同)

Z750GP Z750GP Z750GP Z750GP Z750GP
Z750GPが到着。まさかの書類不足というトラブル発覚も、いよいよエンジン「初」始動へ

 黒瀬さんが入手したのは1980年代に販売されたZ750GP。走行距離「1キロ」(!)というビッカビカな個体を岐阜県で見つけました。……しかし、書類不足でこのままでは日本で登録できないことが判明。せっかくここまで来たのに……とガックリ。

 何でもこのZ750GPは、海外に輸出され、再び日本の岐阜へ移されながらもそのまま約40年、新車状態で眠り続けていたという奇跡の個体。シートにはまだ保護ビニールもかかっています。国内登録に必要とされる通関証明書という書類だけが足りませんでした。

 奇跡のZ750GPに一目ぼれした黒瀬さんは、それでもこれに乗りたいと諦めません。

 そして、ついに納車──。待望のバイク到着に「きたぜー!」と大喜びの黒瀬さん。Z750GPの購入に同行した「バッドボーイズ」の佐田さんもZ750GPの初始動を見守ります。

Z750GP 岐阜から奇跡のZ750GPが到着

Z750GP さっそくバラして点検。新車時から付いていたと思われるプラグもまっさらきれい。バイク店の旧車エキスパート「横兄」いわく「これ、ホントに一度も火入ってない」

 もちろん約40年「そのまま」だったので、化石のようになったブレーキフルードなどところどころの経年劣化はあり、再整備は必要です。

 しかし「一度もエンジンをかけていない」ので、プラグはまっさら、入っていたエンジンオイルもきれい、クランク固着などもありません。バイク店の旧車エキスパート「横兄」も「これならエンジンかかるよ絶対」。

Z750GP はやくはやく!!

 新品オイルを入れて「では」と、ウキウキ気分でキーを回します。「あれ?」。電装系反応なし。

 「え?」と全員がざわつきます。バッテリーは問題ないのでヒューズを疑いはじめたところ、「あ!」一瞬ランプが。

 奇跡のZ750GPは長い沈黙を破り、少しゆっくり時間をかけて目覚めたようです。ホントに生き物のようだな……。

 いよいよクライマックス。「これ、命が宿る瞬間やからね」(佐田)。

 慎重にセルを回します。

 きゅるる、ズルン、ドドド……。「おぉぉぉー!」

Z750GP ついにエンジン「初」始動!! 「白煙は昔のオイルが燃えたもの。少し時間が経てば消えるよ」(横兄)

 白煙を吹き出しつつも「初めて」エンジンがかかりました。

 「いやーかかった」「すごい」「生きてる生きてる」。Z750GPの健在ぶりに拍手が起こります。やったー!

 動画には「念願が叶って本当によかったです。」「黒瀬さんおめでとう」「本当に奇跡バイクですね」などのコメントが多く寄せられています。

 今後は書類がそろったGP750GP別個体のフレームに全部乗せ換えて、整備とナンバー取得を進めていく計画。公道を走る姿も早く見たいですね。

(カナブンさん)



       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2408/31/news036.jpg 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  2. /nl/articles/2408/30/news121.jpg 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. /nl/articles/2408/31/news073.jpg 「よくこんなものが……」 米不足でメルカリに米出品→疑問の声も 運営は“禁止出品物”に「然るべき対応」
  4. /nl/articles/2408/31/news025.jpg 次男に塩対応の柴犬、いよいよ次男の帰省最終日を迎え…… 本音が出た瞬間に「不意に泣かせるのやめて欲しい」と感動の声
  5. /nl/articles/2408/30/news017.jpg 最上位グレードのハイエースを“50万円の底値”で購入したら…… 驚きの実物に「ある意味最強」「正直、羨ましい」
  6. /nl/articles/2408/30/news188.jpg 実写「着せ恋」、キャストに物議 海夢の再現度が高すぎるタレントを推す声あがる 「逆になんであかせあかりさん以外の人……」
  7. /nl/articles/2408/29/news193.jpg 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  8. /nl/articles/2408/28/news142.jpg 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. /nl/articles/2408/31/news084.jpg 仕事早いな! 大谷翔平の愛犬“デコピン”、大反響の始球式がさっそくTシャツ化 「こ、これは……」「欲しい!」と爆売れの予感
  10. /nl/articles/2408/30/news113.jpg 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  2. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  3. 「苦手な芸能人は誰?」 あのちゃん、女性芸能人を“実名で即答” 「ここ最近で一番笑った」「強すぎる」
  4. ホテルでチェックアウト、忘れ物で多いのは? ホテル従業員が教える「圧倒的に多い忘れ物」
  5. 乳がん闘病中の梅宮アンナ、抗がん剤治療で「髪の毛ほとんどなくなっています」 帽子かぶり「ああ、来たか」
  6. 「キティちゃんのお面だと思ったら……」 ひっくり返すと“まさかの正体”に11万いいね
  7. 「凄すぎる…」「ガチで滝」 “市ケ谷駅の冠水”が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も…… 東京メトロに経緯を取材
  8. 「早すぎます」「一体なにが」 52歳ボディービルダー、訃報1週間前に最期の投稿で“人生初の試み” 恋人は「亡くなる数時間前まで普通にお出かけも」
  9. お盆で帰省した次男に、柴犬も猫もまさかの反応→どちらも豹変して爆笑 「涙出てきました」「おもろ可愛過ぎ(笑)」
  10. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」