「幸せしかない世界」「絶妙な脱力感がめっちゃ好き」 週末に“自分用お菓子”を作るおじさんの漫画に胃がときめく（1/2 ページ）

自分で作れそうだけど、あえてこのおじさんに作って欲しい。

[きんじょうめぐ，ねとらぼ]

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　週末に自分専用おやつをざっくり作るおじさんの漫画が、「おいしそう」と「おじさんかわいい」が混在して読者を惑わしています。自分で作りたいけど、おじさんに作って欲しい……！

　土曜日の昼下がり、そろそろおやつの時間だと気付いたおじさんは、「ガトーウィークエンド」（レモンのパウンドケーキ）の材料を手にしました。レモン以外の材料は、日頃からお菓子を作る家庭にはあるようなものばかりで、思いついたらすぐ作れそうです。おじさんはそんな気軽なおやつを、自分のためだけに作るようです。

　バターを電子レンジで溶かしたり、計量カップで砂糖を入れたり、肩肘張らずにざっくりとお菓子を作っていきます。計りを使わずに薄力粉をボウルに入れるので、「予定よりも多めになってしまう……」なんていうミスも気にしません。さらには絞り器を使わずにレモンを手で絞るという大胆さも見せてくれます。

　焼きあがる前にオーブンから取り出して切れ込みを入れるような丁寧さもありつつ、仕上げのアイシングはしない、というざっくりおやつ。適度に手を抜いて出来上がったおやつをおいしそうに食べる姿には、思わず「私も一緒に食べたい！」となってしまいます。

　お菓子を作るおじさんは、チーズスコーン作りの漫画にも登場。仕事帰りにも関わらずスコーンを仕込み、湯上がりに熱々のスコーンを頬張るおじさんが描かれています。嫌なことがあったら、お菓子作りでストレス解消するタイプなのかもしれない。

　程よく適度に力を抜いてお菓子を作るおじさんの漫画には読者から「かわいくてかっこよい」「幸せしかない世界」「なんとも言えない脱力感がめっちゃ好き」「美味しそうだし、かっこいいし、可愛いし」などの声が寄せられています。また、レシピを参考にガトーウィークエンドを作った人も登場。食べてみた感想を「ふわっと軽い！ レモン菓子好きは試してほしい」と投稿しています。

　作者は漫画家のサノマリナ（@Marina_fumetti）さん。Twitterではお菓子を作るおじさんを始めとした4人のおじさんの漫画やイラストを投稿、BOOTHでイラスト集や漫画などを販売中です。さらに『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』などのビジネスコミックも手掛けています。

作品提供：サノマリナ（@Marina_fumetti）さん