ロックダウン違反の罰金は最大300万円!? コロナ禍のドイツで何が起きていたか、現地から描いたエッセイ漫画(1/2 ページ)

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に住む漫画家が現地の様子をつづっています。

» 2021年06月25日 20時00分 公開
[ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 コロナ禍のドイツでは何が起きているのか。ドイツに移住した漫画家・夏目ひらら(@natsumehirara)さんが現地の様子を描く漫画「ドイツ in コロナ禍」が興味深い内容となっています。

コロナ禍のドイツで起きた変化(第3話から)

 同作は夏目さんが2020年3月から、ノルトライン=ヴェストファーレン州でのコロナ禍の暮らしをほぼリアルタイムで描いたもの。当初、地元の人や夏目さんの親族はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)について「気にしすぎ」という反応だったそうです。感染者数は日本を抜いていましたが、通っている体操教室も密で、ハグや握手も当たり前。危機感を持っていた夏目さんは、周囲の人との意識のギャップに疲れていましたが……。

 その後、学校閉鎖や商業施設の営業制限で急速に周囲の危機感が高まり、急に距離を取り始めるようになったり、マスクをつけるようになったり。ドイツ人はマスクに抵抗があると感じていた夏目さんは、マスクをしている人を見かけるようになって驚いたそうです。

急速に高まる危機感。トイレットペーパーが売り切れるのは日本と同じ(第1話から)

 3月半ばからは厳しいロックダウンが実施され、夏目さんの住む州では飲食店は全閉鎖、3人以上での会合禁止、罰金は最大およそ300万円。そんな中で、挨拶のときの握手なしが普通になるなどの変化もみられます。

 日本との対比も興味深く、最初のロックダウンでトイレットペーパーが売り切れになるという共通点もあれば、感染者数がピークを過ぎると決められた場所以外ではマスクをしなくなる、といった違いも。

飲食店の衛生規定が明記されていなくて困る、というエピソードも……(「第19話 規制緩和でも苦悩する飲食店 inドイツ」から)

 漫画は現在も続いており、52話まで更新。教師の義母に聞いた学校事情、誕生日やクリスマスなどの行事にまつわる日本との違い、ワクチン状況などが描かれています。次ページからは1〜3話を掲載。続きは漫画サイト「コミチ」夏目さんのInstagramで読めます。

作品提供:夏目ひらら(@natsumehirara)さん


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2406/25/news023.jpg 小1息子「からあげって書いてある」→視線の先には…… 爆笑の珍回答が540万再生「かわいいから正解にしちゃおう」「オチwww」
  2. /nl/articles/2406/25/news174.jpg かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  3. /nl/articles/2406/24/news076.jpg 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  4. /nl/articles/2406/25/news021.jpg 0歳赤ちゃんと2歳兄、“世界一かわいい兄弟げんか”がはじまったワケは…… 必死な兄の姿に「笑っちゃった」「たまらんです」
  5. /nl/articles/2406/24/news128.jpg 現存するの……!? 実家で見つけたティッシュ → 書かれていた“まさかの文字”に驚がく レアすぎる品に「すごっ」「もう27年か」
  6. /nl/articles/2406/25/news047.jpg 「美しすぎる文章」 90歳の祖母から届く小説のような手紙に反響 「素敵なおばあさま」「こんな文が書きたい」
  7. /nl/articles/2406/25/news121.jpg 44歳・遠野なぎこ「エヘッ お手て繋いでテクテク」 友人と連日外食→距離感問うSNSコメントにピシャリ「即ブロックしますからね」
  8. /nl/articles/2406/24/news137.jpg 「そうはならんやろ」 洗濯機で洗ってしまった“まさかのお菓子” → 衝撃の光景に6万いいね 「やばすぎw」「驚きの白さ」
  9. /nl/articles/2406/25/news032.jpg 大切なランプを壊してしまった妻 片付ける夫に「どうしてイライラしないの?」と聞くと…… 25万いいねを集めた回答がすてき【海外】
  10. /nl/articles/2406/25/news030.jpg 学校に行かせてもらえない娘の“絶望的状況”に「まさにトラップ」「家で自習ですね」 行く手を遮る正体に同情の声続々
先週の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  3. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」
  4. 「やばすぎ」 ブックオフに10万円で売られていた“衝撃の商品”に仰天 「これもう文化財」「お宝すぎる」
  5. 都知事選掲示板に“ほぼ全裸”ポスターが掲出で騒動に→アイドルが懸念示す 「300万円を考えると安いものなんでしょう」「真面目に頑張りたい人が可哀想」
  6. いつも遊びに来る野良猫がケガ→治療するもひどく威嚇され…… 「嫌われた」と思った翌日の光景に「涙が出ました」
  7. あずきバーに砲弾を撃ち込む様子が“そんなわけなさ過ぎる結果”で爆笑 ツッコミが不可避の投稿はどのように生まれたのか聞いてみた
  8. 「別人かよ」「泣けた」 “オタク”と言われ続けた男性が…… “激変イメチェン”に「こんなに変われるなんて」と称賛の声
  9. 定年退職の日、妻に感謝のライン→返ってきた“言葉”が193万表示 「不覚にもウルッとした」「自分も精進します」と反響多数
  10. 0歳赤ちゃん、寝ていたはずがベビーモニターに異常発生!→ママが駆け付けるとまさかの…… 爆笑の光景に「かわいすぎるっっ」「朝から癒やしをありがとう」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  2. 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  3. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 同情せざるを得ない衝撃の光景に「私でも笑ってしまう」「こんなん見たら仕事できない」
  4. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  7. 幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は…… 斜め上のキュートな活用術に「超ナイスアイデア」「こういうの大好きだ!」
  8. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  9. JR東のネット銀行「JRE BANK」、申し込み殺到でメール遅延、初日分の申込受付を終了
  10. サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」