ニュース
» 2021年07月07日 20時00分 公開

贋作師とニセモノを見破る目利きの少女 2人が出会う漫画が美しく胸に響く(1/2 ページ)

ニセモノを見破った少女の正体は……。

[Tomo,ねとらぼ]

 有名画家の贋作を売りさばく贋作師が、偽物を見抜く少女と出会う漫画「名無しの名画」が、心に刺さる物語で人気です。作者はイラストや漫画をWebで公開しているすぅ(@suu_san_g)さん。

自信作を偽物だと見抜かれてしまい……
舞いながら絵を描く「星彩画」

 キラキラと輝く「星のインク」で舞いながら空間に絵を描く「星彩画」が尊ばれている世界。主人公のエルは、正体不明の天才「星彩師」ラミー・エルメルの贋作を描いては売りさばいていました。自信作の贋作でしたが、ある日見知らぬ少女に偽物だと見抜かれてしまいます。

 エルは少女の目利きの才能を利用しようと考えて、仕事を手伝ってほしいと言いくるめます。貧しい家庭で、病気の母を抱える彼は、金を稼ぐ必要があったのです。少女はエルの絵を気に入り、仕事を手伝うと約束してくれます。

 あまり外に出してもらえず、学校にも行ったことのない、贋作稼業の元締めにも臆さない、少し変わっているけれども真っ直ぐな少女。彼女が自分の絵を好きだと言ってくれたことに、エルはうれしくなります。

エルの絵が好き、という少女にうれしくなるエル

 ラミーのくじらの絵が好きだというエルに、少女は彼の絵が好きだから特別にくじらを見せてあげると言い出します。その舞いと絵を見たエルは――。

少女が見せた星彩画は……

 キラキラと光る絵の具で舞いながら絵を描く、“描き手の人生を写す”星彩画、その不思議で美しい世界にグッと引き込まれます。生きていくために贋作に手を染め、“醜い”と思う星彩画しか描けなくなったエルの苦悩と絶望、彼を救ったラミーの純粋な「好き」が胸に刺さるお話です。

 「白黒なのに色が綺麗」「愉快な掛け合い、自分に無いものへの憧れや葛藤、そして何より迫力ある絵が素晴らしかった」と読者から高い評価が寄せられている同作は、小学館の第88回新人コミック大賞で少年部門佳作を受賞しています。

作品提供:すぅ(@suu_san_g)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」