大坂なおみ「内気といって大会棄権して雑誌カバー」の批判に反論 米著名ジャーナリストとTwitterバトル(1/2 ページ)

大坂選手「もっとマシな仕事をして」

» 2021年07月21日 12時40分 公開
[小西菜穂ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 テニスの大坂なおみ選手が7月20日、Twitterを更新。立て続けにファッション誌『VOGUE』香港版、米スポーツ誌『Sports Illustrated』水着特集号のカバーを飾ったことに対する米著名ジャーナリストからの批判に反論しています。

大坂なおみ 全仏 棄権 内気 うつ VOGUE 水着 メーガン・ケリー 『VOGUE』香港版(画像は大坂なおみ公式Instagramから)

 発端はラジオパーソナリティーのクレイ・トラヴィスが投稿した「メディアで話すには内向的すぎるとテニスの試合を棄権してから、大坂なおみはリアリティー番組に出て、バービーを作って、いまや水着雑誌の表紙とは」という皮肉交じりのツイート。ニュースキャスターのメーガン・ケリーがこのツイートを引用し、「日本版『VOGUE』と『TIME』誌の表紙も忘れないで!(あとインタビューもね)」と続けました。

 大坂選手はケリーのツイートを引用する形で、「これらの表紙は2020年に撮影したもの」と反論。ジャーナリストというのなら情報発信のために下調べをするべきだと指摘し「(リサーチの代わりに)この話題へ飛びつき、ネガティブな言葉を吐く。メーガン、もっとマシな仕事をして」と批判しました。なお、記事執筆時点でこのツイートは非公開となっています。

大坂なおみ 全仏 棄権 内気 うつ VOGUE 水着 メーガン・ケリー メーガン・ケリー(画像はメーガン・ケリー公式Instagramから)

 ケリーはセクハラと闘う女性キャスターを描いた映画「スキャンダル」のモデルとなった人物。一方で白人至上主義的な言動が目立ち、出演番組を降ろされた経歴があります。大坂選手にブロックされたあとも「私を攻撃しながらブロックしたかわいそうななおみ(強いのはコートの上だけみたい)」と批判を続け、同じく英人気ジャーナリストのピアーズ・モーガンも「ミス大坂はおべっか使いの雑誌編集者しか許容できないらしい」と同調しました。モーガンも同じく高い人気を持ちながら、女性蔑視や人種差別的な発言を理由にたびたび炎上を繰り返している人物です。

 その一方で、『Sports Illustrated』の編集者は撮影が2020年12月に行われたというタイムスタンプ付きの証拠画像を投稿し、ポッドキャスト番組に出演した上で「ケリーがしていることは不必要ないじめ。注目されている女性を攻撃する前にファクトチェックを」「毒はよそへ吐いて」と大坂選手を擁護し、余波が広がっています。

 大坂選手は東京オリンピックに日本代表として出場。同日には国際テニス連盟の公式Twitterで、公開練習中のショットが公開されています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」