献立や段取りを考えるのも“家事”! 「家事としてカウントしていなかった家事」を夫に評価された実体験漫画に共感が集まる(1/2 ページ)
「それやってるのは 威張っていいんじゃね?」という夫の言葉に感動したという人も。
日々住まいや衣類を清潔にし、自分や家族の食事を用意する家事について、夫の言葉で気持ちが軽くなったという漫画が注目を集めています。作者は夫婦で漫画を制作しているふくだもとこ(@motoofficial)さん。
最近は息子が簡単な昼ご飯を作ってくれるというふくださんのお宅。昼に何を食べたいか息子に聞かれて答えていると、そのやりとりを聞いた夫が「そういうのって家事労働に入っていないよな」とつぶやきます。
夫が言う「そういうの」とは、「毎日献立を考える」「家族の病気や予定変更で自分の予定を組み直す」といったこと。男性は料理や掃除などの「実際にすること」だけを家事だと考えがちだけど、それだけではないのでは、と思ったといいます。
その言葉に息子も、コンビニでおにぎりを買ってくるだけでも「おにぎりにしようと決める」「自分以外の人の分を選ぶ」という過程がある、と納得。
「妻は家事苦手だと言うけれど それやってるのは 威張っていいんじゃね?」と夫は言い、息子も「いいこと聞いた。それみんな知るといいのに」。ふくださん自身、「実際にすること」以外を家事含めていなかったのですが、夫の言葉を聞いて、なんだか気持ちが軽くなったのでした。
漫画には「ほんとそう」など共感の声が多数寄せられていました。「指示されたことするだけならまだいい」や「実作業だけじゃなくてスケジューリングというかセルフディレクションというか……」など、多くの人が献立を考えることや、家事の段取りに苦労していることがうかがえます。
そんな作業が伴わない家事について、「みんな色々考えて家事やっててえらい」「いろんな人がいろんな表現の仕方で、目に触れるようにしてくださるの、いい時代だなあ」といった声も。それなしでは家事が成立しない、準備や段取りなどの「名前のない家事」に光が当たり、喜ぶ人が多いようです。
さらに夫の言葉に、「なんというご理解」「物凄い良いパートナーシップだと感動した」といったコメントも。目には見えないけれど、楽とは言えない「名前のない家事」の存在を知っている相手の方が、自然と協力したり、ねぎらったりしてくれそうですね。
ふくださんは『マダム花蓮の人生レッスン』などの作品を手がける他、仕事や日常、飼っている猫を題材にした漫画をTwitterに投稿しています。
作品提供:ふくだもとこ(@motoofficial)さん
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