ニュース
» 2021年08月10日 12時00分 公開

ワクチン接種でアナフィラキシー 体験談をユーモア交えて描いた漫画が反響呼ぶ(1/2 ページ)

垣間見える医学系の人の職業病。

[ねとらぼ]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 COVID-19(新型コロナウイルス)のワクチン接種でアナフィラキシー反応が出た人の体験談を描いた漫画が反響を呼んでいます。医学系の人のプロ意識がすごい。

エマージェンシーな事態に、マウスに思いをはせる
漫画をまとめて読む

 作者の高田ゆうき(@yuhkitakada)さんの友人Mさんが職域接種で2回目のワクチンを打ったときのこと。経過観察を終えて仕事に戻ろうとしたところ、嘔吐感、息苦しさ、血圧低下、意識低下が起こります。Mさんいわく「厚生労働省HP通りの役満」(参考リンク)。

 大変な状況ではありますが、Mさんの職域は大学の医学科。「アナ1名入りまーす」と普通の職域接種とはノリが違います。アナフィラキシー反応が出たと聞いて、わらわら集まってくる医師たち。それを見たMさんは、「きれいなデータになりたい」「いい症例となれ! わたし!」……プロ意識すごすぎる!

 その後ICU(集中治療室)で1泊したMさん。容態は落ち着き、Twitterしたり、写真を撮ったりできたそうです。パルスオキシメーターをつけた指が痛くても、「外したらいいデータがとれないと思って」と別の指に換えてもらうことはしなかったとか。検体としての意識が高い。

 大変な状況をユーモラスに描いた漫画には、「笑っちゃいけないのに笑える」「ワクチンのアナフィラキシー反応がどんなものなのかがわかる貴重な情報でありながら、怖さを笑いが吹き飛ばすのすごい」と好評。また、「このレポのお陰で、アナ出た時のイメージ出来た」と安心できたという声や、「同じく一晩入院ですみました」と同様の経験をした人のコメント、さらには同業者と思われる人からの共感の声もみられました。

 なお「ICUってきいたときはどうなることかと」と心配していた高田さんに、Mさんは「きっとICUしか空いてなかったんだと思うんですよね」……かわいらしい絵とユーモラスな描写に和んだあとで、病床の逼迫をうかがわせる会話に現実に引き戻されるのでした。感染対策、気をつけなきゃ……。

 作者の高田さんは『幸村くんは今日も』などで知られる漫画家。他にもワクチン副反応に備えた籠城戦を描いた漫画などを公開しています。

作品提供:高田ゆうき(@yuhkitakada)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/01/news138.jpg 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  2. /nl/articles/2312/01/news121.jpg “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  3. /nl/articles/2312/01/news115.jpg 「心底惚れて」「毎日うっとり」 宮里藍、新たな愛車を公開→国産車のチョイスに反響「庶民的」「きれいな色」
  4. /nl/articles/2311/30/news047.jpg 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  5. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. /nl/articles/2312/01/news065.jpg 「惨めな人生を送ってる」 パリス・ヒルトン、0歳息子の容姿揶揄をまたもバッサリ “頭が大きい”と受診勧めた人々振り返り「気の毒」
  7. /nl/articles/2312/01/news014.jpg ワンコ大好きなインコに“恋がたき”登場で174万再生! まさかの展開に困惑するワンコに「爆笑w」「ダブルだw」
  8. /nl/articles/2312/01/news019.jpg 寝込んだママが心配でたまらない元保護犬と小学生息子 それぞれが見せるけなげな姿に「泣けてきた」「なんて優しい子!」
  9. /nl/articles/2311/30/news031.jpg シロフクロウが自分とそっくりのぬいぐるみをくわえ…… 自慢げな表情に「本物の赤ちゃんかと」「ヘドウィグが!」と453万再生
  10. /nl/articles/2312/01/news105.jpg 俳優の井川瑠音さんが31歳で逝去 体調不良から復帰ならず、最後の投稿では「忘れられないようまだまだ精進」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」