ねとらぼ
2021/08/16 21:55(公開)

阿智神社、お守りの転売に注意喚起 メルカリで出品 「手段を間違えてはいけません」

加護は参拝するからこそあるとも。

 岡山県倉敷市の阿智神社が、フリマサイトでお守りが転売されているのを確認したとして、注意を呼びかけています。

 阿智神社は、「どうしても欲しいお守りがあることはとてもいいことですが、手段を間違えてはいけません」と投稿。加護は参拝するからこそあるものであり、絶対に転売品を購入しないでほしいと呼びかけています。

 また、転売行為については言語道断で不敬な行為だとして、心当たりのある人に出品を取りやめるよう求めています。

 ねとらぼ編集部が確認したところ、メルカリ上で数人の出品者から定価の2〜4倍程度で出品されているお守りが確認できました。

メルカリに出品されていたお守り(本来1200円)

 阿智神社からの呼びかけにTwitterでは「罰当たりな行為ですね…」「転売で買ったお守りなんて、何も守ってくれません!」「買う人も、信心あるんだか無いんだか分からんなw」といった声が。

 また、中には「コロナのせいでなかなか参拝できない」という声も。阿智神社側は現在の参拝が難しい状況に理解を示しつつも、「いつか必ずその日は来ます」として、自制を求めています。

神社の公式サイトでは「授与品は社頭にてお受けいただくもの」との考えから通販を行っておらず、オークションサイトやフリマアプリなどへの出品をしないよう呼びかけている

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