新幹線「近すぎ〜」!! 大阪コロナホテルの攻めすぎ景色にファン歓喜 「寝るのがもったいなくなる」「鉄オタの聖地かな」の声(1/2 ページ)
おぉぉぉ〜、これは見に行きたくなる!
あるホテルの窓から見える景色が「新幹線、近すぎー!!」。「一日中眺めていたい」とネットで話題になっています。ひぇぇ〜、ホントに近い!
話題になっているのは、新大阪駅そばのホテル「大阪コロナホテル」523号室の窓から見えるすごい景色。同社公式アカウントで「当館523号室と新幹線との距離はこれくらいです」と投稿したところ、そのやばい迫力の「近さ」にときめいた人が続出しました。
この523号室はただのトレインビューなお部屋ではありません。2021年8月、室内を“新幹線尽くし”にする「わくわく魔改造」を施しました。「撮れインビュー」という名前だそうです。
その名前からとばっちりの風評被害も……「だからこそ、全力で攻める」 大阪コロナホテル「中の人」に聞く
大阪コロナホテルは、新大阪駅から徒歩数分の駅チカロケーションで営業するビジネスホテルです。館内に複数の大浴場を備えるほか、専門のシェフが在籍した朝食ブッフェに力を入れています。
しかし昨今の社会情勢、そして、そのホテル名から「とばっちり」も甚だしい風評被害を受けてしまい、日々苦闘しています。
523号室「撮れインビューの部屋」はなぜできたのか、大阪コロナホテルの中の人に聞きました。
――景色がすごすぎますね……。この特別な523号室、なぜ作られたのですか?
ビジネスホテルは泊まるだけ、最低限の設備があればそれで十分といったイメージを持つ方は多いと思いますが、このコロナ禍の中で、お客さまがホテルへ求めるもの、ホテルの使い方にも大きな変化があったかと思います。今後ますます生き残りが厳しくなっていくであろう時代の中で、私たちも今後の活路としてさまざまな計画を立てています。
そこで、ただご宿泊いただくだけの施設ではなく、ロビー、客室、接客応対、食事、お風呂……、「持っている全て」を出して、お客さまに「癒し」を提供できるようにしよう、「コロナホテルでしかできない体験」を全力で提供しよう。この思いで523号室のようなコンセプトルームをつくりました。
実は大規模な改修の計画も進めており、今後もコンセプトルームの部屋数を増やしていく予定です。
――今回、多くの人の心をロマンやワクワクで揺さぶりましたね! 泊まってみたいと思った人も多そうです
実は、かつては“近すぎる”あまり「新幹線が通る際の音が気になります」と敬遠されることもあったお部屋です。しかし今回、たくさんの方から「たまらない部屋」「鉄オタの聖地」「最高過ぎませんか?」などうれしいお言葉をたくさんいただき、販売していく自信につながりました!
――「新幹線、近すぎ!」なお部屋にときめいてしまった人、泊まりたくなってしまった人に一言お願いします
よくも悪くも「どんなホテルなんだろう」と意識していただいた方もおかげさまで増えました。
そんなお客さまに「コロナホテルやっぱり面白かった」「コロナホテルでいい思い出ができた」「癒された」といったお言葉をいただけるよう、こんな状況だからこそしっかりとその次を見据えた準備や拡充をしていきたいと思っています。
また、公式アカウント「中の人」個人としても、大阪コロナホテルの攻めた取り組みや発信を積極的に行って、親しみや気軽さのイメージを持って足を運んでもらたらなと思います。ぜひ今後とも、大阪コロナホテルとTwitter公式アカウントをよろしくお願いいたします!
感染症流行による大きな影響、さらにいわれのないとばっちりな名前の二重苦。そんな状況で攻め続けるホスピタリティの姿勢と情熱に、鉄道・乗りものファンとして感動と共感、応援の気持ちを覚えずにはいられません。
なお5階の523号室のほか、6階と7階にも新幹線がバッチリ見える「新幹線ビュー」の部屋があります。「それぞれ違う角度で新幹線を楽しめますよ」(大阪コロナホテル)。魔改造を施した523号室に続き、このほかにどんなコンセプトルームやサービスを打ち出してくれるのか、ぜひ泊まって確かめてみてはいかがでしょうか。
(大泉勝彦)
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相鉄キャラクター「そうにゃん」もいます。
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