殺されたミステリー作家と、動物と会話できる超能力者…… 唯一の目撃者「飼い猫」が衝撃の真実を告げる漫画(1/3 ページ)
所々にヒントが張り巡らされています、お見逃しのないように。
2002年にタカラ(現・タカラトミー)から発売された、犬の気持ちが分かるという犬専用声紋分析機「バウリンガル」。想定以上の大ヒットとなったこの商品は、同年に人々を笑わせ考えさせてくれた業績に贈られる「イグノーベル賞平和賞」を受賞し、大きな話題となりました。
今回ご紹介する作品は、バウリンガル以上に「ある特定の条件下でのみ、動物のしゃべった言葉が分かる」という特殊能力者のお話なのですが……それをもってしなければたどり着けない、実に奇妙なてん末が描かれています。作者は三奈(@abco414)さんです。
ある場所に建つ大きな洋館。殺人事件の現場となってしまったその一室で、現場検証が行われているのですが……そこには「被害者の飼い猫と向かい合い、"猫が目撃したと証言する犯人像"を語る青年」の姿がありました。
警察関係者から「アニマルコミュニケーター」と呼ばれる青年は「さまざまな動物の言葉が理解できる……ただし、なんらかの事件や不祥事を目撃した動物に限る、超能力者」です。その能力の精度は、捜査協力を依頼されるほど。どうやら彼のなりわいとなっているようです。
唯一の目撃者である猫の証言を伝え、帰ろうとした青年でしたが……警察関係者から、主人を亡くしたその猫をしばらく預かるよう頼まれます。それを断ろうとした青年でしたが、結局押しつけられてしまい猫を預かることになったのでした。
殺されたのは人気ミステリー小説家で、青年はその被害者の作品を愛読しているファンのひとりでした。このシリーズの続きはもう読めないのか、この作品の犯人は一体誰なのだろう……と未完の小説を開く青年へ、猫が唐突に声を掛けてきたのです。
猫が語ったのは、青年からして納得の行く、その小説の犯人とトリックでした。それを受けた青年は「自身の能力は小説内の事件も聞き出せる」と気が付き、そして「被害者に未公開の作品はあるか」と尋ねます。すると猫はタイトルらしき単語を言い放ち、つらつらと設定を語り始めるのでした。
猫が断片的に語る内容を、青年は文章へとしたためてゆき……しばらく後、小説が完成してしまいます。それはミステリー小説好きの青年からして「少し手直しすればものすごく面白い作品になる、絶対に売れるぞ」と言わしめるものでした。
「まだ世に出ていない、出ることもない、好きな作家の新作小説」を手に入れた青年は、少しだけいい気分になります。ですが「この小説の犯人、洋館の主人の犯行動機が分からない」と猫に尋ねたところ、衝撃の事実が判明するのです……。
青年が「気付いてしまったこと」とは一体なんだったのでしょうか。気になる展開と結末は、漫画を読み進めてお確かめください。
作品提供:三奈(@abco414)さん
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
関連記事
- 犯人は名乗り出て! カオス漫画「もし全人類IQ1の世界で殺人事件が起こったら」がツッコミどころしかない
1コマごとに突っ込みたくなる。 - 留め金が外れた状態でなぜか使えていたお気に入りのバッグ その理由に気付いた漫画に思わずクスリ
ぎりぎり繋がっていてよかった……! - ネットで見つけた「意味が分かると怖い画像」 意味に気付くと……正体不明の「出待ち」に遭遇するホラー漫画に背筋が凍る
カーテンの先にはいったい何が……。 - ヘリは「ヘリコ・プター」で区切る 驚きの雑学からタケコプターの真実に到達した漫画が興味深い
そこで区切るのか……!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」