「子どもを笑わせてほしい」 体調不調で切羽詰まった妻の願い 全力でかなえる夫の漫画に感動の声(1/2 ページ)
簡単に聞こえるけれど、心身に余裕がないと難しいようです。
体調を崩し、気力も尽きかけて……子育て中にピンチに陥った妻の「お願い」と、真剣にこたえる夫を描いた漫画が感動を呼んでいます。作者は育児漫画を手がけるさざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん。
さざなみさんの夫は娘たちを笑わせるのがうまく、一緒に遊んでは、大爆笑させています。そうなったきっかけは、さざなみさんの体調が最悪だった4年前にありました。
その頃、さざなみさんはじんましんが出て、咳のし過ぎで声が出ず、体の不調だけではなく気力も湧かない状態。1歳半の長女を育てながら、ひたすら時間が早く過ぎるのを祈り、子どもが寝た後は「今日一度も笑顔をみてない」と落ち込むのでした。
このままではよくないと、さざなみさんは夫に相談。普段から家事の手伝いをしていた夫は、すぐに協力する姿勢を見せます。急に関わる時間を増やせないから「優先順位を決めよう」と言う夫に、さざなみさんはこう答えました。「子どもを笑わせてほしい」。
家事負担の見直しなどを想像していたのか、夫は一瞬戸惑いますが、「子どもを1日1回爆笑させてほしい」という願いを真面目に受け止め、試行錯誤を開始。会社の人から子どもが大喜びすると聞いた「頭の上にミカンを乗せて落とす」や「たかいたかい」など、さまざまな方法を試します。
なかなか大笑いしない娘ですが、夫は慎重に反応を見ながら、繰り返し関わり続けました。それが功を奏して、ついに娘を朝夕お腹の底から爆笑させることに成功したのです。
誰かを笑わせるのは、相手をよく知っているからこそできること。夫が娘を大笑いさせられるのは、娘に関わり持ち続け、深く理解しているから。夫に遊んでもらい爆笑する娘たちを見て、さざなみさんは「嬉しい光景」だと幸せを感じるのでした。
多くの人の心を動かした漫画「笑わせたい」。特に子どもの反応を見ながら、辛抱強くトライ&エラーを繰り返した夫に関しては「徹底して笑わせに奮起したお父さん素敵」「かなりハードルの高い事を真面目に真剣に取り組む旦那さんを尊敬」など、多くの人が称えていました。
夫の立場からは、「うちは子供たちを爆笑させてあげられてるかな……」「もうすぐ子供が産まれますがこんな父親になりたいと思いました」という声が。漫画が父親としてのあり方を考える機会になっているようです。
母親の立場からはたくさんの共感が寄せられました。「体調が悪く自分のことで一杯になってしまいがち」「子供と毎日いると育児が義務になり、たんたんとこなすようになる」「この罪悪感、わかりみすぎる」などの声から、さざなみさんの4年前の「お願い」の切実さが伝わってきます。
さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さんは、5歳と2歳の女の子を育てながら、繊細なタッチの育児漫画やイラストを投稿。子育てや自身の子ども時代のエピソードを収めた書籍『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい』が2021年1月に発売されています。
作品提供:さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん
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