“中に餡を詰め込める”と話題のギョーザエコバッグ 開発者を取材したら商品への愛情がすごかった(1/2 ページ)
開発者「中身の柄は実は最初のアイデアでは“餃子のレシピ”だった」
ギョーザを模したチャームからするするっと出てくるエコバッグ、その柄はなんとギョーザの餡。SNSを中心に話題を呼んでいる「ギョーザのエコバッグ」の開発者を取材。意外な出発点から始まった開発秘話を聞きました。
ドリームズが発売している「My Dish ECO BAG Gyoza(マイディッシュ エコバッグ ギョーザ)」は、コンビニのお弁当などにぴったりのサイズのエコバッグ。
普段はギョーザのチャームとして、使うときは中からエコバッグを取り出して使うことができますが、バッグのデザインがニンニク、豚肉など、餡にインスピレーションを受けたものとなっており、SNSでは「ほしい」「ミンチ柄の落とし込みがすごい」「微妙に柔らかそうなギョーザ部分、手にとってニギニギしてみたい」といった声が上がっています。
SNSバズをきっかけに作者降臨
この商品をTwitterユーザーのたばね(@_tabane)さんが紹介したところ、7万2000件を超える“いいね”が寄せられたほか、1万3000件以上拡散。ついには開発者の元まで届きました(関連記事)。
ねとらぼ編集部はギョーザエコバッグの開発を手掛けた、ドリームズ元社員の餃子ちゃん(@Gyozanomoushigo)さんに制作秘話を聞きました。
――ギョーザエコバッグの企画はどのように始まったのですか。
餃子ちゃん:まず初めに出した企画は餃子のみです。そこから、「どうせ販売するならシリーズにしよう」との話が出てオムライスやロールキャベツ、エビフライなどの案が出てきました。
最終的には人気がある食べ物で中身が「餡」と納得感のある「オムライス」「餃子」が候補に選ばれました。
――エコバッグのデザインが秀逸で驚きました。
餃子ちゃん:中身の柄は実は最初のアイデアでは“餃子のレシピ”だったんです。
「餃子を作りたい人がスーパーで何を買えばいいかすぐにわかるように」を目的に、「餃子が出来上がるまでの過程が餃子に詰まったエコバッグ」という事で提案しました。
しかしその後、「普通のエコバッグはもう世に溢れているので、若い世代に向けたコンビニ弁当に特化したエコバッグの形に改良してほしい」という案が出ました。
そうすると布の幅が一気に狭くなるのでレシピのイラストが描けず、さらに行き先がコンビニになると出来合いのものを買う場合が多いため、「餃子の材料やレシピを載せても意味ないなぁ」と、再度デザインを考え直しました。
――そんな裏話があったんですね。
餃子ちゃん:そうなんです。まず「ケースから出したとききっとクシャクシャだから、クシャクシャでも可愛い柄って何だろう」というところからいくつか案を出し始めました。
ちょうどGUさんのパターン柄のパジャマも話題になっていた時期だったので、「買ってほしい世代にマッチするのではないか!」と考えてパターン柄を1つのアイデアに加えました。
餃子のイラストのパターン柄や材料そのもののイラストのパターン柄、「餃子」という文字のパターン柄、色々考えたのですが、最終的に「シリコンのケースの隙間からのぞいたときに、餃子の中身の柄だったら納得感もあるし面白そう!」と閃きました。そのアイデアは当時、社長も気に入ってくださり、すぐ採用されました。
結果的にこの餡柄になって、よりこの商品の良さを引き立たせることができたのでとても良かったと思っています!
――最後にご自身からみてギョーザエコバッグはどんな存在ですか。
餃子ちゃん:この商品を企画してから発売するまでに1年半かかりました。一緒に頑張ってくれたデザイナーがいたのですが、本当に2人でわが子のように可愛がって守って、育てた商品です! 現在は2人ともドリームズから離れておりますが、このように直接開発者の私にお話をさせてくださったこと、大変感謝しております。
餃子ちゃんさんによると、当時は第2弾としてスイーツをテーマにしたエコバッグを作りたいとも考えていたとのこと。ユニークな発想は人々の暮らしを彩っています。
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