コロナ禍の「おうち結婚式」漫画 手作り感満載の挙式報告に「すてき」「胸が温かくなった」(1/2 ページ)
神父と新郎は一人二役。
新型コロナの感染の終息が見えず、冠婚葬祭でも集まりにくい昨今。漫画家の緑丘まこ(@makoishappy777)さんが、自身の「おうち結婚式」の体験を漫画で公開しました。
緑丘さんが「おうち結婚式」を思い付いたのは、先に結婚したお姉さんの花嫁姿を思い出したことがきっかけ。5年半付き合っているサトルさんにプロポーズされ、コロナ禍のため離れて住む互いの両親に電話で報告するうちに「わたしもウェディング着たかったな……」との思いが膨らみ、「おうち結婚式」という発想に至りました。
式当日は、朝から赤い画用紙を何枚も両面テープでつなぎ合わせ、自らの手でバージンロードを準備。親しい間柄の人に知らせていたため、準備をしている間にも、中学時代からの友人・ナミちゃんからお手製のブーケとコサージュ、友人連名でのメッセージカード、実家の母からも真珠のレックレスやイヤリング、父が用意した本籍地の戸籍謄本などが届きます。
昼過ぎには美容院で散髪と数年ぶりの縮毛矯正を済ませたサトルさんも帰宅。一緒に「バージンロード」を仕上げ、その両脇には列席者としてかわいいぬいぐるみたちに並んでもらいました。
そしていよいよ式本番。リビングから寝室まで、一生懸命作ったバージンロードをふたりはゆっくりとかみしめるように歩き始めると、頭にかぶったベールはずり落ち、サトル君の足が画用紙にくっつくなどハプニングが続出。
ですが、そのたびに緑丘さんは「おうち結婚式 超楽しい〜!」と、幸せいっぱいの大笑い。サトルさんが神父と新郎の「誓いの言葉」を1人2役で始めると、緑丘さんの笑いはさらに加速しました。
そして誓いの口づけのを交わした後、サトルさんからはサプライズで花束のプレゼントが。プロポーズされた際、「指輪はいらないからお花がほしいな〜」と話していたのを覚えていてくれたことに、思わず感動してしまいます。
式の後は、近くの区役所で結婚届を提出。あらためて家族になったことを実感しつつ、帰宅後もパーティーをしていると、家族や友達からメッセージがひっきりなしに届きます。ふたりだけのささやかなお祝いのはずが、気付けば家族や友人が一緒に祝福してくれる、にぎやかで温かな1日になったのでした。
この漫画にはTwitter上で「めちゃくちゃホッコリしました!」「胸が温かくなりました」といった声のほか、「素敵なお式で素敵な仲間が居て幸せが伝わってきます」「幸せのお裾分けを頂いた気分」といったコメントも届きました。
緑丘さんはHC(ハウコレ)やcyzo woman(サイゾーウーマン)で漫画を連載。生活で感じたことを赤裸々につづっていくスタイルが特徴的で、Twitterやブログでも日々のエピソード漫画を公開しています。
作品提供:緑丘まこ(@makoishappy777)さん
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