子どものスイミング教室の送迎をしていたママが、教室を見学してみたら…… 娘にあらわれた“いい変化”を描いた漫画に考えさせられる(1/2 ページ)
気にかけてくれると嬉しい。
ママはいつも送迎をするだけだった子どものスイミングスクール。あるきっかけで見学をするようになったら、子どもに変化が表れたというエピソードを描いた漫画がTwitterに投稿されています。
漫画の作者はきよまろ(@sobomiyako98)さん。Twitterでは、小学生の娘さん「りこ」ちゃんのお話を4コマ漫画を投稿しています。今回紹介するのは、りこちゃんのスイミングスクールできごとを描いた作品です。
きよまろさんは、りこちゃんはあまりスポーツが得意ではないものだと思っていました。通わせているスイミングスクールでは、進級テストに受からずいつも不合格。「母に似て鈍くさいのだと思っていた」というきよまろさん。少し残念ですが、納得もしていたようです。
しかしある日のこと。きよまろさんはいつも送迎だけしていたスイミングスクールをなんとなく見学してみることにしました。窓越しではありますが、りこちゃんががんばっている姿がよく見えます。練習中、ふと顔を上げたりこちゃん。すると、きよまろさんと目が合いました。
その瞬間、「来てくれたんだ」「カッコイイ所を見せたい」そんな感情が交じったのか、照れたような表情を浮かべるりこちゃん。きよまろさんはそんなりこちゃんの姿を「私は忘れることはないだろう」とふりかえります。
その日以来、きよまろさんはなるべくスイミングスクールを見学するようにしたそうです。理由は、何よりもりこちゃんがうれしそうだったから。上手に泳げたら「スゴイスゴイ!」、残念なときは「あー惜しい!」と大きくジェスチャーをしてりこちゃんに気持ちを伝えます。
スクールが終わると、「今日りこどうたった?」「凄くがんばっていたよね」と会話をしながら帰路につくようになりました。
その後、りこちゃんはついにスイミングスクールの進級テストに合格! きよまろさんは、この出来事から「子育てに正解はないけれど子供に関心を持つって大事なんだ」と強く感じたそうです。お母さんが自分を気にかけてくれていると知ることは、子どもにとって本当に大きな力となるんですね。
この漫画には、子どもへ目を向けることの大切さや、「干渉」しすぎず「関心」を持つ姿勢の大切さなど、さまざまな反響が集まりました。一方で、きよまろさんは「勿論、子供によっては見られている事がプレッシャーになってうまく出来なくなる事もあるだろうから一概に何が良いとは言えないのが子育ての難しい所」とも語っています。子ども一人一人に合わせて考えることが大切ですね。
きよまろさんのTwitterアカウント(@sobomiyako98)では、りこちゃんとのお話や医療人であるきよまろさんが描く、病院を舞台にした創作漫画など、さまざまな作品が投稿されています。
画像提供:きよまろ@4コマ漫画時々短編(@sobomiyako98)さん
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