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» 2021年10月02日 10時30分 公開

ガラスで作った“しおれかけた花”が本物にしか見えない 「この世の生の儚さ」をイメージ(1/2 ページ)

儚さがこんなに美しいなんて……。

[マスミ メイアー,ねとらぼ]

 イタリア、ミラノを拠点にアーティストとして活動するリラ・タバッソさんが、ヴェネチアンガラスで作るしおれかけの花が本物のようで驚きます。

ガラスで出来た花 まるで本物のようなガラスのしおれかけた花

 リラさんの作品は全てハンドメイドで仕上げており、花のしおれた雰囲気を出すために花びらの色あせた感じや、くすんだ葉の色を忠実にガラスで再現しています。しおれているにも関わらず、作品を目にした人たちからは「美しい」「心がとろける」といった声があがっています。

ガラスで出来た花 ガラスとは思えないほど!

 リラさんは実は生物学者でもあり、植物学の知識を生かして花の複雑な構造をガラス細工で再現しています。また、自然に目を向けるリラさんは、この世の儚さや決して避けて通れない時間の流れを象徴する「ヴァニタス」の概念で作品を手がけているとのことです。

ガラスで出来た花 儚げで美しい

 作品の中でも注目を集めているのはガラス細工のスイートピー。微かにしぼんだピンクの花びらと、一部枯れて茶色に変色しつつある葉は、どこから見ても本物にしか見えないほど繊細に作られています。

 これが本物の花であれば、いずれは朽ち果てるのでしょうが、ガラス細工の花だと半永久的にしおれかけたままとなります。それはそれで切ない気がしますね。彼女のInstagramでは、他にも生の儚さを感じさせてくれるような作品を見ることができます。一度見てみてはいかがでしょうか。

ガラスで出来た花 しおれかけのスイートピー

Image credit:Lilla Tabasso(Instagram)Lilla Tabasso's work is represented by the gallery Caterina Tognon contemporary glass

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