「マイペース」「モザイクカケラ」歌うSunSet Swishの今 コロナ禍で見つけたYouTubeという新たなステージ:ねとTube(1/4 ページ)
2025年、武道館に立つーーを目標にする彼らの今を取材しました。
一つ!数えて進めばいい、二つ!数えて休めばいい、三つ!数えて考えりゃいい マイペースで進めればいい――。「モザイクカケラ」「マイペース」などのヒット曲で知られるSunSet Swishが、「2025年に武道館に立つ」ことを目標に歩みを進めています。YouTubeを一つの発表の場とし、SNS問題をテーマにした3年ぶりの新曲をリリースする彼らの“今”を取材しました。
CHEMISTRYになりかけた男、サラリーマンからのデビュー
大阪府枚方市でバンド結成後、2005年にメジャーデビューしたSunSet Swishは、リーダーでベース・キーボードの石田順三さん、ボーカルの佐伯大介さん、ギターの冨田勇樹さんからなるスリーピースバンド。
ASAYAN(テレビ東京系)の「男子ヴォーカリストオーディション(CHEMISTRYの発掘オーディション)」で11位になるなど、とにかく歌うことが好きだった大介さんの歌声に後輩の順三さんがほれ込んでオリジナル曲を制作したことがバンド結成の始まりでした。
大介:地元でバンド活動をしていた冨田が加入してSunSet Swishの前身「Swish」が誕生したんですが、順三が初期に作った楽曲が「マイペース」です。あまりにも楽曲の完成度が高くて、これはただ事じゃないと驚きました。
順三:「マイペース」は自分たちに向けて「これから頑張っていこうぜ!」と書き下ろした楽曲でした。歌詞なんて書いたこともなかったので、「こういうのなら書けるかもしれない」という感じで。その後間もなく行った枚方でのライブが大成功した翌日、大ちゃんから「オレ、仕事辞める」って言われたんですよね。
大介:僕は大手企業のサラリーマンとして営業の仕事をやっていたのですが、当時は「働き方改革」なんて言葉はなく、本当にブラックな状態だったんです。そんな中、ライブハウスで初めて“人前で自分の居場所が感じられた”と思って。これだけのお客さんが沸いていて、順三がこんな素晴らしい曲を作ってくれて、冨田がかっこよくギターを弾いてくれて、「これはすぐにでも東京に行かなきゃだめだ」と言いました。
冨田:上京後、無事にデビューが決まったものの、所属事務所から「Swishという名前ではだめだ」と言われてしまい、「夕暮れっぽい感じがいいんじゃないか?」と提案され出てきた折衷案が「SunSet Swish」という名前でした。
稲森いずみさん主演のドラマ「曲がり角の彼女」の挿入歌として、当時無名だったSunSet Swishの「明日、笑えるように」が抜擢されたことは大きな話題を呼び、グループ結成からわずか1年でメジャーデビューが決定。
2ndシングル「風のランナー」がアニメ「冒険王ビィト エクセリオン」のEDテーマとしてタイアップされたほか、3rdシングル「マイペース」はアニメ「BLEACH」のEDテーマに抜擢されるなど、デビューからの道は順風満帆そのものでした。
特に「マイペース」はMVに俳優の要潤さんが出演したことでも話題を呼び、自身のオリコン最高位となる8位をマーク。「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)でも披露されるなどグループの看板とも呼べる楽曲となりました。
大介:テレビから自分の声が聞こえた時には鳥肌が立ちました。メディア出演が増えてきたころには電車に乗っているときに気づかれることもありましたし、地元に帰れば「一旗揚げて帰ってきたぞ」という感じで、この頃の僕は正直“天狗”状態だったと思います。
冨田:ベタですがメジャーデビュー後に僕は親戚が増えました。デビュー直後に九州でライブがあったのですが、そこに観光バスで親戚がやってきまして。僕の知らない親戚も多かったのですが、「握手して」とか本当に大スター的な扱いをされてびっくりしました。
順三:僕は逆に道を歩いていて気づかれるっていうこともないし、全く何にもなかったですね(笑)。ただ作曲をやっていることもあり、“印税”というものが入ってきて初めて「あ、デビューしたんだな」と実感しました。またありがたいことに「マイペース」で 第48回日本レコード大賞の新人賞をいただきまして。当時はそこまで実感がなかったんですが、今となっては本当にありがたいことだったと思っています。
モザイクカケラの誕生と活動休止
アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」のEDテーマに抜擢された6thシングル「モザイクカケラ」も大ヒット。2021年10月には同番組が再放送されたことからTwitterで「モザイクカケラ」がトレンド入りを果たすなど、同局はアニメファンを中心に長く愛される名曲となりました。
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