ニュース
» 2021年10月14日 07時30分 公開

多様性社会を描く漫画が悩ましくも笑える レンコン「“穴だらけ”をネガティブな意味で使った?」(1/2 ページ)

「節穴」とか「穴馬」とかも禁句なのかな。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 人それぞれの事情や特性に配慮した考え方が求められる現代社会。その波は野菜の世界にまで及んでいた……? 擬人化された野菜たちによる多様性社会を描いた漫画が、示唆的で考えさせられます。作者はTwitterユーザーの芋一郎(@cheesesama24)さん。

アイキャッチ 野菜の世界なので、言葉選びにも特有の配慮が求められます

 キュウリの刑事に「犯人はお前だ!!」と指摘される、トマトの「トマ田」。それでも動揺するでなく、「アンタの推理、穴だらけだぜ!」と反撃に転じます。

多様的な社会

 ところが、ばつの悪いことに、そばに立っていたのがレンコンの「レンコンノ沼」。「穴」をネガティブな意味で使った表現に傷つき、穴だらけの身体を震わせる彼の姿に、トマ田はただ平謝りするのでした。

 言葉のあやにも思えるのだけれど、野菜には野菜の事情があるのだと想像すると、人類からは何も言えねえ……。

 あわせて投稿されたパート2では、トマ田が銀行強盗犯に。「俺の後ろに立つんじゃねぇ」と、ゴルゴ13ばりの反応で拳銃を乱射します。

多様的な社会2

 しかし、背後に立っていたのはまたもやレンコンノ沼。弾丸は全て身体の穴を素通りして無傷に終わったのですが、「なに? 最初からハチの巣だったって言いたいの?」と自虐する彼に、トマ田はただ謝るのでした。

 もちろん悪いのは撃ったほうだけど、そんないじけたような反応は必要なのだろうかと、複雑な気分。

 「公共の場では気を付けて発言するべきという教訓」「ほかの野菜が丸ごとなのに、唯一カットされているレンコンにも落ち度はある」「『レンコンなら穴が空いている姿であるべき』というのはステレオタイプの押し付けではないか」「レンコンだけスライスされているのも多様性」など、多様な思考を喚起したこの漫画。

 作者の芋一郎さんはほかにも、風刺ものやブラックジョーク、「よく考えたら怖い」系など多彩な4コマ漫画をTwitterやブログ「芋一郎の4コマ漫画」で公開しています。

作品提供:芋一郎(@cheesesama24)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  2. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  3. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  4. 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
  5. YOSHIKI、最愛の母が永眠 受けた喪失感の大きさに「まだ心の整理ができず」「涙が枯れるまで泣かせて」
  6. 「ディ、ディープすぎません?」「北斗担、間違いなく命日」 “恋マジ”広瀬アリス&松村北斗、ラストの“濃厚キスシーン”に視聴者あ然
  7. 有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
  8. 岩隈久志、高校卒業式でドレスをまとった長女との2ショットが美男美女すぎた 「恋人みたい」「親子には見えません」
  9. キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
  10. 子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声