小6息子が“ポケモンカードに詳しい友達のお父さん”主催の大会に誘われて…… お父さんの正体を知ったママの漫画に驚きの声(1/2 ページ)
近くに住んでいたら楽しそう。
子どもたちに長年親しまれている「ポケモンカードゲーム(通称「ポケカ)」にまつわる驚きのエピソードを描いた漫画がTwitterとブログ「ヲタママだっていーじゃない!」に投稿されています。
漫画を描いたのは、2児を育てるエェコ(nakiri_aik)さん。ゲームが大好きで「ヲタママ」のエェコさんですが、カードゲームはあまりなじみがなく、小学6年生の息子くんが大ハマりしているというポケモンカードゲームも“ミリしら”なのだといいます。
ある時、息子くんから「今度ポケカの大会があるから行っていい?」と尋ねられたエェコさん。話を聞いてみると、どうやら下級生の「ポケカにめっちゃ詳しいお父さん」が独自に開催する大会のようです。
しかし、カードゲームの大会といえばカードショップやポケモンセンターでの大会のイメージしかわかないエェコさんにとって、顔も知らないお友達のお父さんが開く大会には不安が多く、「防犯的に大丈夫なの?」と疑心暗鬼に。悩んだ結果、「万が一家の中に誘われたり場所の移動をしたりするなら断る」という条件を付けて、参加を許可したのでした。
そして、大会当日。うきうきと出かけた息子くんは、なんと上位入賞を果たして帰ってきました。興奮した様子で「ねぇねぇ見て!」と披露してくれたのは、公式のマークが入った入賞カード。エェコさんが「お父さんが自主的に開催してるのに公式カード? 貰ったってどういうこと??」と疑問を口にすると、息子くんは「そのお父さんポケカの審判の公式資格持ってるんだって!」と驚きのひとことを返しました。エェコさんの頭の中はもう「どういうこと!?」でいっぱいです。
息子くんも詳しいことはわからないということで、エェコさんはポケカの公式資格についてネットで調べてみることにしました。そして、ポケモンカードゲームには「公認ジャッジ」と「イベントオーガナイザー」という2つの公式資格があることを知ったのです。
公認ジャッジとは、その名の通り公式大会などで審判として活動ができる資格のこと。イベントオーガナイザーは、株式会社ポケモンのサポートのもと公認自主イベントを開催できる資格でした。取得には筆記と面接の試験に合格しなければならず、公認ジャッジの資格を持てばイベントオーガナイザー資格も持っていることになるとのこと。息子くんのお友達のお父さんは、公認ジャッジ資格の所持者だったのですね。
そんな資格があるとは露知らず、「ビックリたまげた!」というエェコさん。100%お父さんの善意で開かれていた大会にもかかわらず、不信感を募らせて「大丈夫なの?」と訝しんでいた自身を振り返り、「まことに……まことに申し訳ありません!!」と心の中で平謝りをするのでした。知らない世界っていっぱいあるんだなぁ……!
この漫画には「全く知らない親御さんからはえ? 大丈夫なの? ってなるよね」「確かに、ポケモンカードのコミュニティーって外から見るとえたいのしれない集まりなんですよね」とエェコさんの気持ちに寄り添う声の他、「こんなほっこりする会話が世界のどこかで起きているって、オーガナイザー冥利(みょうり)に尽きるというもの」と公式資格を持っている人からの温かいコメントも届いています。
エェコさんはこの他にも育児エピソードや日常を4コマ漫画に描いてTwitterやInstagram、ブログ「ヲタママだっていーじゃない!」に投稿しています。単行本『腐女子な私が、母親に!?』も販売中です。
画像提供:エェコ(@nakiri_aik)さん
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