【漫画】膝のアップリケ、ひとつだけ違うボタン…… 古着の子ども服から感じる“物語”にほっこりした話(1/2 ページ)

子ども服にはいろんな思い出が詰まってる。

» 2021年10月20日 08時30分 公開
[ちゃすこねとらぼ]

 お下がりや古着の子ども服にまつわるあたたかいエピソードを描いた漫画がTwitterに投稿されています。

古着の歴史 前の持ち主のお気に入りだったのかな?

 漫画を描いたのは、6歳の娘コタちゃんと2歳の息子ツブくんを育てる、たぬポンド(@tan_uk_ijiru)さん。たぬポンドさんは、日頃から子どもたちにお友達からのお下がり服や古着をよく着せているのだといいます。

古着の歴史 新品のお洋服を着せてみると……
古着の歴史 ツブくんは「かたいっ」とびっくり

 ある時、たぬポンドさんが珍しくツブくんに新品のパジャマを着せてみると……ツブくんは目を見開いて「かたいっ」と大騒ぎ。どうやら、日頃着ているやわらかいパジャマとは全く異なるパリッとした着心地に驚いてしまったようです。くたくたになったパジャマって、なんとも言えない気持ちよさがありますもんね。

古着の歴史 古着にはママの工夫がいっぱいです
古着の歴史 1着ごとに思い出が詰まっているんですね

 姉のコタちゃんのために買った古着のジャンパースカートが、記載のサイズより大きく感じたこともありました。たぬポンドさんが肩ひも部分をよく見てみると、ボタンを付け直した跡を発見。どうやら以前の持ち主は、子どもの成長に合わせてボタンの位置を替え、スカート丈を長く調整して着せていたようです。きっとこのジャンパースカートがお気に入りだった娘さんのために、ママがあの手この手で長く着られる工夫をしていたんでしょうね。

 他にも、たぬポンドさんの手元に巡ってきた子ども服には「ストーリー」を感じられる服がたくさんあるのだといいます。ボタンが明らかにひとつだけ違うカーディガン、膝に大きなアップリケのついたズボン……どれも元の持ち主が大切に着ていたストーリーを感じられて面白いというたぬポンドさん。自身の手元に巡ってきたお洋服は、その歴史を引き継ぎながら責任を持って着たおすことを誓うのでした。

 1着ごとに親子の思い出がぎゅっと詰まっている子ども服。サイズアウトしてしまった服が古着となって別の人の手に渡り、また新たな思い出が積み重なっていくことを想像して、ほっこりと胸が温かくなる漫画でした。

 たぬポンドさんはこの他にも育児漫画やエッセイ漫画を次々にTwitterで発表しています。

画像提供:たぬポンド(@tan_uk_ijiru)さん

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