「PS5購入者は箱に名前を書いてもらう」ノジマはなぜ転売ヤーを許さないのか? 苛烈な転売対策の背景を担当者に聞いた(1/2 ページ)
転売対策にかける思い。
ゲーム機、衣服、トレカ、ライブチケット……あらゆる人気商品に群がる転売業者たち。中には「商品が完売しているのだから小売は損していない」と自らの行いを正当化する転売ヤーも存在します。
そんな詭弁を真っ向から否定するように、家電量販店「ノジマ」が行っている苛烈なまでの転売対策をご存知でしょうか。
「PS5の抽選販売から転売ヤーを1件ずつ目視で排除した」「iPhoneの販売時に電波の使用状況を調査する」。執念じみたものが感じられる取り組みの数々は、たびたびTwitterで話題の種になっています。
なぜノジマは「転売撲滅宣言」を掲げるのか? 転売対策をけん引する担当者に取材しました。
「売らない」判断を現場に任せる、後手に回らない環境づくり
――いつごろから転売対策に力を入れ始めたのでしょうか?
ノジマ 転機は2020年に開始したプレイステーション5の抽選販売でした。PS5は「抽選専売」という珍しい販売形態を取っていたのですが、そのためにシステムを一から構築する必要があり、かねて問題視していた転売への本格的な対策を導入しました。
――「目視で転売ヤーを落選させたから結果発表が遅くなった」あれですね。謝罪のツイートを投稿されていましたが、むしろ「すごい!」「がんばれ!」と応援する反応の方が多かったように見えました。
ノジマ その節はご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした……。あのツイートを投稿してから「転売目的だけど買えました!」といったリプライも届くようになり、そのたびに気を引き締めております。
――実店舗での取り組みがTwitterで話題になっている様子もお見掛けします。直近では「購入した商品にマジックペンで名前を書いてもらう」取り組みがTwitterでバズっていました。あれはどのような狙いが?
ノジマ 購入した商品に記名いただく施策は海外への流出を防ぐためのものです。お客様の声などから、名前が記入してあるだけで買取価格が1万円前後下がる場合があるとわかりました。大量購入するような本気の業者はある程度けん制できるのではないかと考えています。
――やはり各店舗にも“転売撲滅”の意識を共有しているのでしょうか。
ノジマ そうですね。むしろ、現場にいるからこそ感じるものもあると思います。私も私服で店舗の調査に赴いた際、人気商品が手に入らず泣いているお子様を店頭でお見掛けし、非常に申し訳ない気持ちになったことを覚えております。すぐにフリマサイトを調べると、メーカー小売価格をはるかにオーバーする金額でその商品が販売されていました……。
密にやりとりを重ねたうえで「怪しい方には販売をお断りする」といった判断は各店舗に任せています。いちいち本部の許可を求めていては、どうしても後手に回ってしまいますから。
――「転売目的だろうと売れればいい」わけではないのですね。
ノジマ 商売としては成立するかもしれませんが、本当に欲しい方が商品を購入できないなどということが許されていいはずがありません。ノジマではこれからも転売対策を続けてまいります。
その結果、抽選に時間がかかるなど、一般のお客様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。なるべく早くお手元に商品を届けられるようなシステムを構築しておりますので、今しばしお待ちいただけますと幸いです。
転売業者と戦う小売の裏にあるのは、利害を超えた“思い”です。人気商品を「本当に欲しい人」がいるように、それを「本当に届けたい人」がいる。そんなドラマを感じさせるからこそ、ノジマの取り組みは注目を集めるのかもしれません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
中村江里子、20年間住み続けるパリ自宅が“ぶっ飛び”すぎていた! 4メートル高天井&来客のド肝抜くデザイン尽くしに視聴者「日本の既成概念からは遠い」
松屋が、松屋を……! エイプリルフールに企業公式の投稿が続々→“楽しいウソ”に「コレは笑える」「素敵なコラボ」【エイプリルフールまとめ】
四肢欠損のママタレ、育児動画に誹謗中傷で1カ月超の“沈黙”……4歳娘への書き込みが「最も胸に突き刺さった」
英国人女性と出会った男性→8年後…… まさかの姿に反響 「めちゃくちゃ垢抜け!」「爆イケに!」
第5子妊娠の辻希美「昨夜から中学生が6人泊まりで来てまして」 食べ盛りの子どもたちに“大量に作ったごはん”が圧巻
ペットショップで売れ残っていた5万5000円の柴犬→お迎えして半年後…… “一目瞭然の姿”が240万表示「うるってなった」
散歩中、愛犬が拾った“まさかのもの”に「どうすんのコレww」 飼い主もビビった“ホンモノ”「え?」「大手柄だね」
コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 福袋に入ってた“定価3万円”の高級魚を大事に育てたら…… 「やりやがったな」涙する結果に「すごい」「ほんと感動」
- 「日本人だけが感じる絶望」 職場に置かれたドーナツ → “抹茶味”かと思いきや…… “まさかの事実”に反響「怖くて泣いちゃった」「笑いました」
- 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
- 「全てが完璧」 無印良品の“1990円バッグ”に称賛続出 「やっぱりこれ」「文句なし」「使い勝手抜群」
- ペットショップで売れ残っていた5万5000円の柴犬→お迎えして半年後…… “一目瞭然の姿”が240万表示「うるってなった」
- “有吉弘行も大ファン”の「伝説の女装愛好家」が死去 亡くなる2日前に「志半ばにして逝きますが燃え尽きる思い」とメッセージ
- 普通のクリップを2つつなげるだけで…… あると助かる“便利グッズ”に大変身 「マジで!」「素晴らしいアイデア」【海外】
- 皇后さま、服から靴まで「ロイヤルブルー」 天皇陛下のネクタイとの“おそろいコーデ”
- 「大当たりでした」 ユニクロ新作“9990円アウター”が売り切れラッシュの大反響 「今までと全く違う」「大切に着たい」
- 「これはうれしい」 引っ越しのあいさつでもらった手土産、開封したら…… “センス抜群の中身”に「参考にしたい」
- 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
- 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
- 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
- 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
- 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
- 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
- Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
- 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】