リアル「ピアノの森」だー! 阿字野役の反田恭平さん、ショパコン2位入賞でアニメみたいなムネアツ展開が実現
おめでとうございます!
第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで、反田恭平さんが第2位に入賞。アニメ「ピアノの森」と重なる快挙に、関係者からもお祝いのメッセージが寄せられています。
ショパン国際ピアノ・コンクールは、世界三大コンクールとも称される栄誉ある大会で1927年より5年ごとに開催されています。2位という成績は、これまでの日本人の最高位(1970年の内田光子さん)に並ぶ51年ぶりの快挙で、また4位には同じく日本から小林愛実さんが入賞しました。
一色まことさん作の『ピアノの森』は、実在するこの大会を主な舞台として描いており、2018年にアニメ化された際には反田さんが主人公の師・阿字野壮介のピアノ演奏を担当。物語の軸はショパンコンクールに挑戦する主人公や、周囲のライバルとの戦いですが、阿字野自身も同コンクールで見いだされた経歴を持ち、また悲劇的な事故からキャリアを絶たれるも伝説のピアニストとして劇中の至るところで反田さんによる“阿字野のピアノ”はキーとなる役割を果たしていました。
阿字野役を演じた声優の諏訪部順一さんは、反田さん本人へ直接お祝いを伝えたことを明かしつつ「いや〜素晴らしい。俺も頑張ろう!」と感激をツイート。また、番組公式Twitterは、反田さんいわく「幼なじみであり、大親友」という小林さんの入賞を、主人公“海”と、幼なじみでライバルの“修平”の関係に例え「海と修平が現実世界に飛び出したような夢の展開が実現」と、番組をほうふつさせるムネアツ展開の余韻に浸っていました。
ファンからも「『ピアノの森』で反田さんを知りました。この作品で大好きになった『海へ』が大舞台で聴けるなんて!」と喜びのツイートが殺到。「阿字野先生のピアノを撮った反田さんが2位入賞なんて...カッコよすぎる」「ピアノの森で反田恭平さんを知りました。アニメ以上なこのお知らせに鳥肌が立ちびっくりしました」と祝福の声が次々と寄せられています。
なお、今大会は2020年に開催予定で、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響により1年延期されたもの。反田さんは「一度はコンクールを受けることに迷いもありましたが」とためらいがあったことを明かしつつも、「今後のピアニストとしてある意味転機となりました」とのコメントを発表。この結果に満足せず「今はもっと学びたい、経験を重ねたいと思っています」と前向きなメッセージを発しています。
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