RTA in Japanが“国境なき医師団への寄付額”をプレイ内容に反映 「ドラクエVの結婚相手」「FE風花雪月の担任クラス」など場外乱闘が盛り上がる(1/2 ページ)
ビアンカvsフローラは和平が結ばれた模様。
12月26日から31日まで開催されている、ゲームの攻略スピードを競う祭典「RTA in Japan Winter 2021」。チャリティー活動を行っている同イベントにて、“国境なき医師団への寄付額”をプレイ内容に反映させる取り組みが採用され、「逆に争いが勃発している」と笑いを誘っています。
例えば「ドラゴンクエストV(PS2版)」では、ビアンカとフローラのどちらと結婚するか、寄付した人が希望を出せる形に……。武器商人かな?
「RTA in Japan」は日本最大のリアルタイムアタックイベント。チャリティーイベントとしての側面もあり、得られた収益は国境なき医師団に寄付されます。2021年夏の「RTA in Japan Summer 2021」以降は、国境なき医師団に直接寄付する仕組みが用意され、寄付した人はインセンティブとしてゲームのプレイ内容に希望を出すことが可能です。
寄付者が投票できる選択肢は、攻略に大きく関わるものから、笑ってしまうようなものまで多種多様。「ポケットモンスター クリスタル」(12月28日)では、相棒であるエンテイの名前が寄付投票で“スイクン”にされてしまい、終始カオスな様相となりました。
最も場外乱闘が盛り上がった種目は「ファイアーエムブレム 風花雪月」(12月28日)です。同作のプレイヤーは士官学校の先生となり、3つのクラスから1つを受け持つのですが、ゲーム後半で戦争が始まり、対立する国の生徒たちと殺しあう展開が待ち受けています。
最終的に勝利したのは「青獅子の学級」。学級長である王子と、彼を支えるクラスメイトたちの関係性が魅力のルートです。これで寄付した青獅子ファンも報われた……かと思いきや、“余計な会話が発生して時間のロスになる”という理由で生徒たちを間引く鬼のプレイが披露され、視聴者から笑いと悲鳴が上がりました。
なお、冒頭で触れた「ドラゴンクエストV」(12月27日)は、2人の走者がそれぞれビアンカとフローラを選択する形で和平が結ばれました。……え? 競技はどちらが勝ったのかって? どうしても争わずにいられない方は、後日公開予定のアーカイブでお確かめください。
寄付は28日現在も受付中。何を言っているのかよくわからない“「スーパーマリオ64」の目隠しを選択できる権利”などがインセンティブとして残っています。
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