漁師さんのお仕事お手伝い! ガチで“地元の仕事”をするワーケーション、京丹後市の「漁師ワーケーション」がおいしそう

ホントの「漁師飯」いただけます!

» 2022年01月24日 14時45分 公開

連載:トヨタマのワーケーション探訪

 「どこでも働ける」ならば、旅先でも、地方でも、観光スポットや温泉地、自然の中でも働けます。働く場所を縛らない「テレワーク」の普及とともに、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた新たな働き方「ワーケーション」を、街の魅力ある施設やアイデアとともに街ぐるみで応援する自治体や街が最近、全国でグッと増えています。

 連載「トヨタマのワーケーション探訪」では「あ、この街に行ってみたいな」「ここでワーケーションしてみたいな」となる全国各地のワーケーションプランを紹介していきます。


 今回紹介するのは、京都府京丹後市で実践できる「ふるさとワーケーション 京丹後塩江の暮らし体験」です。

京丹後市 ワーケーション 地元で体験する仕事を「ワーク」とする考え方のワーケーション

 京丹後市でのワーケーションプログラムは、「地元の仕事を手伝う体験」をプッシュしています。地元で体験する仕事が「ワーク」となる考え方で、カヤックフィッシング、漁師さんと宴会、漁師さんと釣りをする、などの地域での暮らしも体験できるようにしました。

 展開するのは、人と地域のマッチングサービス「ふるシェア」。月額料金制で同社が各地に用意する施設「ふるシェアの家」に泊まれるサービスなどを展開します。

 同社はワーケーションといえど、「いつもの仕事をここでするのは推奨しません。なぜならば、美しい海やおいしい料理が目の前にあるのに、いつもの仕事の生産性が上がるとは……考えられないためです」「現地の仕事を手伝い、普段の生活ではなかなか出会えない人とふれあい、得られなかった知識や経験を得て、都市での仕事に生かしていく。そんな考え方のワーケーションです」と話します。なるほど、これもワークとバケーションをかけたワーケーションといえます。

京丹後市 ワーケーション もちろん、地元の魚を使った料理もいただける(予約制)

 漁師飯をいただける「漁師飯体験」(3000円から)、頑張り次第でバイト代やお土産がもらえる「漁師のお手伝い」、漁師さんから本職のワザを教えてもらえる「漁師と釣り」(1万円から)などのプランオプションも用意します。

 ふるさとワーケーションは、ふるシェア会員になると利用可能。入会金+月会費制でふるシェアが運営する各エリアの施設(家)に泊まれます。例えば、身1つでふるさとを思い切り楽しめるようにする全部入りプラン「ふるさと会員」(月会費3万円)、通常1棟1万円とするふるシェアの家に原則泊まり放題となる「なかま会員」(月会費1万0000円)、たまに使いたい月会費2000円のライトプラン「友だち会員」などがあります。

京丹後市 ワーケーション 滞在時「ふるシェアの家」の部屋の様子(ふるシェアWebサイトより) ※2022年1月24日現在、かぞく会員以外のプランは申し込み停止中

 地域の人と交流し、遊ぶことで、地域を知り、本業や今後の生活に生かす新しい発想を得る──。本業の仕事を「しない」ならば、これまで行ってきた「旅行」と似通うかもしれません。しかしお着せのパッケージツアーとは、やり方や考え方がいろいろ違うようです。ワーケーションといっても、単に「旅先で仕事する」に留まらない方法や手段がいろいろな生まれてきています。今後の展開も楽しみです。


photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」