甘えん坊な保護カラス、飼い主に身をゆだね…… されるがままの満足げな表情に「懐くとホントに可愛い」と反響
声が聞こえてきそう。
Twitterに投稿された、抜けそうな羽毛を取ってほしいと甘えるカラスさんがかわいいです。ツイートは2月17日時点で5万“いいね”を突破しています。
飼い主さんに身をゆだね、首元の抜けかけた羽毛を抜いてもらっているのはハシブトガラスの「呂色」さん。2018年に横断歩道脇で骨折、衰弱していたところを飼い主さんが保護し、終生飼養登録を行った個体です。
現在、羽が生え変わる“換羽(かんう)”の時期を迎えている呂色さん。古い羽がなかなか抜けなくてむず痒いのか、飼い主さんに体をゆだねて「抜けそうなやつを取ってくれ」とアピールしています。
古い羽がすでに抜けかけており、周りの羽と比べると少し浮き上がっていることに加え、先が丸い鳥の羽根の形状とは違って先が二股のようになっているため“ツンツン”して見えるとのこと。力を入れずに軽く引っ張るだけでするすると羽が抜ける様子と、気持ちよさそうに「そうそう、そこだよ」と言いたげな表情をしている呂色さんを見ていると、思わず頬がゆるんでしまいます。
飼い主さんに甘えるかわいい呂色さんには「お利口さんでかわいいですね」「取ってくれってカラスの気持ちが分かる飼い主さんがすごい」「こんなお願いされてみたい……!!」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
なお日本国内では法律により、野生動物(鳥類、哺乳類)を捕獲、飼育することは禁止されています。また動物がケガをしていた場合でも、基本的には触れずに「自然に任せる」ことが原則とされています。
保護目的であっても野生動物の無断飼育は法律違反の可能性があるため、どうしても見過ごせない場合は必ず行政に連絡し、指示を仰ぐようにしてください。
傷病野生鳥獣保護飼養ボランティアを行っている飼い主のvanillaさんは、呂色さんをはじめとしたたくさんの鳥さんたちと一緒に暮らしています。Twitter(@vanilla_crow)とブログ「TRIIIIIICO!」には鳥さんたちと暮らす日々の様子を投稿中。気になる人は遊びに行ってみるとよさそうです。
画像提供:vanilla 地味鳥園(@vanilla_crow)さん
(三日月 影狼)
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