しっぽが壊死した野良猫を保護→7カ月後…… 穏やかな表情の家猫になったビフォーアフターに涙
表情の変化にご注目。
YouTubeチャンネル「猫ねこ親バカ日記」に保護されたボロボロの猫が7カ月かけて家猫になっていく様子が投稿され、たくさんの人から感謝の声が寄せられています。2月19日現在、動画は58万回再生を突破。「保護してくださってありがとうございます」「しっぽが壊死する前に保護してもらって本当によかった」「嬉しくて泣きそうになる」などのコメントが続々と寄せられています。
2021年6月21日の深夜0時頃、高嶋 郁さんが車で走っていると1匹の野良猫が現れました。野良猫はとてもおなかが減っていたらしく、車にひかれたヘビを食べようと車道に出てきた様子。車通りが多い道路であったことから高嶋さんはすぐに事務所からカリカリを持ってきて食べさせ、翌日から距離を縮めるべくエサやりをしはじめます。
野良猫は強い警戒心を示すものの、日々関わるうちに差し出したエサを食べてくれたり、少しずつ近づかせてくれたりとわずかながら心を許してくれるようになりました。ガリガリに痩せていること、しっぽに大けがをしていることから保護したいと考えた高嶋さんは保護ボランティアさんとともに捕獲作戦を開始。地道な努力の結果、無事保護することに成功したのでした。
高嶋さんは「ころ之助」(通称:ころちゃん)と名付けた猫をしっぽの治療のため、早速動物病院に連れていくことに。しっぽの状態は非常に悪く、壊死していたことから断尾せざるを得ない状況だったそうです。
この地点でころちゃんの体重は2.2キロ、恐らく生後6カ月ほどであること、尻尾の状態からあと1日遅かったら命が危なかったこと、おなかに寄生虫がいることなどさまざまなことが判明します。
高嶋さんのお家には先住猫の「ゆきむら」くんが暮らしていますが、ころちゃんはまだワクチンを接種できる状態ではなかったため、当面の間は事務所で暮らすことに。日々高嶋さんと娘さんの愛情に触れるうちに、ブラッシングさせてくれたり、おもちゃで遊んでくれたりといろんなことができるようになりました。
事務所で暮らして3カ月、寄生虫の駆除とワクチンが終わったことから高嶋さんのお家にお引越しすることになったころちゃん。先住猫のゆきむらくんとの相性が気がかりでしたが、2匹はあっという間に打ち解け、ころちゃんは優しいゆきむらくんにすっかりメロメロに。本来は甘えん坊な性格だったようで、今ではゆきむらくんにべったりなんだとか。
おなかいっぱいごはんが食べられて寒さに震えることもなく、優しいママとお姉ちゃん、大好きなゆきむらお兄ちゃんと一緒に暮らせるようになったころちゃん。動画にはたくさんの感謝の声が寄せられています。
投稿主の高嶋さんはYouTubeチャンネル「猫ねこ親バカ日記」とInstagram(@kaoru.takashima)に、ゆきむらくん&ころ之助くんと過ごす日々を投稿しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「猫ねこ親バカ日記」さん
(三日月 影狼)
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