かわいいもの好きな男性が、推しのグッズ発売日に“転売屋”に間違われて…… 自身の経験を描いた漫画に気付きと共感の声(1/2 ページ)
好きなものが好き、と言える世の中になりますように。
かわいいキャラクターが好きな男性が、転売屋だと思われていることを知ってしまったーーそんな実体験を描いた「かわいいものが好きな男の人がいることを知ってほしい!」という漫画がTwitterに投稿され、気付きと共感の声が寄せられています。
作者は漫画家のミナモトカズキ(@minamotokazuki)さん。ミナモトさんは30代になったある日、彼氏さんと一緒に某遊園地に遊びに行き、あるクマのぬいぐるみと運命的な出会いを果たしました。そこからあれよあれよとその世界観にハマり、今では彼氏さんともどもぬいぐるみなしでは生きていけない! と思うほどの大ファンになったんだとか。
ミナモトさんによると、「発売されるお店近くのホテルに前日泊して、朝イチで並びに行くことが多いです。おかげで店員さんとも結構顔見知りになっちゃって、お店に行くと店員さんから駆け寄って来てくれて推しの話で盛り上がることもあります!」と、推し活を楽しんでいたそうです。推しのために並ぶのも、推し活の醍醐味ですよね。
しかしある日、SNSで「クマさんのグッズ発売日に先頭の方に並んでる男なんて100%転売ヤーでしょ」「黒い服着てる男なんて絶対クマさんのファンじゃない、転売ヤーに決まってる」というショッキングな投稿を目にしてしまいます。
純粋なクマさんファンであるミナモトさんですが、他の人からは転売ヤーだと思われている可能性があることを知り、「こんなにクマさんを愛してるのに……!!」と大きなショックを受けます。このときミナモトさんは、「今まで推し活をしてきて、正直転売ヤーは驚くほど年齢性別関係なく存在していたので、男性=転売ヤーっていう決めつけは悲しい」と感じたそうです。
ミナモトさんは、転売目的と思われる人がグッズを目の前で乱雑に扱ったり、ファンを押し退けてカゴに詰め込んでいく姿を何度も目撃したといいます。「そうなると、楽しいはずの推し活も、悲しい気持ちになってしまったりするんですよね……。少しでも改善されて、好きな人が好きなものを手にできる世の中になってくれたらいいなと願っています」というミナモトさん。ミナモトさんの好きなキャラクターだけでなく、さまざまな分野で問題になっている転売。販売側も対策を講じてはいるものの、“本当に欲しい人”に行き渡らせるのはなかなか難しいことのようです。
それからのミナモトさんはクマさんのグッズが発売する日にはグッズをバッグに付けたり、推し色の服を着たりと、“転売ヤーではなくファンである”ことをアピールするようになったんだとか。これをきっかけに「だったらとことん推しコーデしちゃえー!」と推し色コーデの楽しさに目覚めたものの、当初はやはり気恥ずかしさがあったといいます。自分なりの方法にめぐりあい、今も楽しく推し活を続けるミナモトさんですが、自身の体験から「かわいいキャラクターが好きな男の人もいることを知って欲しい」、そして「見た目や性別だけで判断しないでもらえたら嬉しい」と切に願っているといいます。
ここ数年はさまざまなグッズや商品が転売されて問題になり、疑心暗鬼になってしまう人も多いことでしょう。過去には先頭に並んでいた人が全ての在庫を買い占めてしまったという例もありますが、性別や服装が転売ヤーであることを示すわけではありません。見た目や性別で物事を決めつけることなく、誰もが自分が好きなものを好きだと言える社会になるといいですね。
この漫画には「確かにその状況だと転売ヤーかと思ってしまいそうです、無意識に男性への偏見や性差別に加担している人も多そう」「自分もかわいいものが好きな男です、ともに頑張りましょう!」「男性が多い界隈では女性が同じような扱いをされます……」といった、考えさせられるコメントがたくさん集まっています。
ミナモトさんは、コミックリュウで『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』を連載中。Twitter(@minamotokazuki)には、パートナーとの日常を描いた漫画やイラスト、推しのクマさんたちの写真などをたくさん投稿しています。
(三日月 影狼)
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