混ぜてレンチンするだけでカフェごはんが完成 生クリームを使わない「世界一簡単なクリームパスタ」を作って食べてみた(1/2 ページ)

人に振舞いたくなるおいしさです。

» 2022年04月19日 11時30分 公開
[ちゃすこねとらぼ]

 「元シェフが教える 世界一めんどくさくないクリームパスタ」のレシピがTikTokに投稿され、290万回以上再生されるなど話題になっています。火も生クリームも使わずに気軽に作れるメニューを、ねとらぼ編集部員が作って食べてみました。

世界一楽なクリームパスタの作り方
世界一楽なクリームパスタの作り方 誰でも簡単にレストランの味わいが作れます

 こっくり濃厚な味わいが魅力のクリームパスタは、火の入れ具合が難しかったり、生クリームや大量のバターなど材料がそろえづらかったりするため、手作りするのはなかなかハードルが高く感じるもの。そんなクリームパスタを気軽に作れるレシピを公開したのは、元シェフで料理研究家のひろち(@hirochi.kitchen)さんです。

 作り方の工程は驚くほど簡単。基本的に「混ぜてチンするだけ」なので、料理が苦手な人や子どもでもチャレンジできそうです。

材料(1人前)

1.6ミリのパスタ麺:100グラム、ほうれん草:2株、玉ねぎ:1/2個、鮭フレーク:大さじ2、バター:10グラム

A牛乳:150cc、薄力粉:大さじ1と1/2、粉末コンソメ:小さじ1

B水:250cc、オリーブオイル大さじ:1、塩:ひとつまみ

コショウ、パセリ、粉末チーズ:適量

世界一楽なクリームパスタの作り方 今回筆者は鮭フレークのみスーパーで購入。あとは家にあるもので作れました

 まずは材料A(牛乳、薄力粉、粉末コンソメ)を蓋つきの容器に入れてよく振ります。筆者はプロテイン用のシェイカーを利用し、30秒ほど振りました。

 続いて、具材を食べやすい大きさにカットします。ほうれん草は5センチほどのざく切り、玉ねぎは5ミリほどのくし切りにしました。ここまでできれば、あとはもうほとんど電子レンジにお任せです。

 耐熱容器に材料B(水、オリーブオイル、塩)を入れて軽く混ぜ、半分に折ったパスタを入れて、しっかり浸水させます。その上に玉ねぎを乗せ、ラップをかけずに600ワットの電子レンジで9分加熱しました。

 レンジから取り出し、麺をほぐします。少しゆで汁が残っていますが、水切りせずにそのまま次の工程へ。切っておいたほうれん草を乗せ、最初に振り混ぜたAを上からかけたら、最後にバターを乗せて再度600ワットのレンジで1分30秒加熱します。

世界一楽なクリームパスタの作り方 ほうれん草は2株使用。野菜がたくさん摂れるのがうれしい

 加熱が終わったら、レンジから取り出してよく混ぜます。はじめは水気が多くシャバシャバに見え、「失敗したか……!?」とドキドキしましたが、2混ぜ3混ぜしていくうちに、どんどんソースのとろみがついてきました! すごい……魔法みたい……!

世界一楽なクリームパスタの作り方 混ぜるほどトロトロクリーミーに

 最後に鮭フレークを混ぜたら、彩り豊かなサーモンクリームパスタの完成です! お好みで黒胡椒や粉チーズをかけ、さらに鮭フレークを少量飾ると、見栄え良く仕上がりました。耐熱容器のまま食べれば洗い物が少なく済みますが、せっかくなのでお皿に盛っていただくことに。

世界一楽なクリームパスタの作り方 完成です!

 盛り付けの瞬間から、とろみのあるソースがパスタにしっかり絡んでいるのがよくわかります。一口食べてみると、生クリームを入れていないのが信じられないほどの濃厚さに驚きました。使用しているパスタの量は100グラムと一般的な1人前の量よりも控えめにもかかわらず、鮭フレークの塩気が効いた食べ応えのある味付けや野菜の食感が楽しめて、満足度が高く感じます。これ、おしゃれなカフェのランチメニューに出てくる味だ……!

世界一楽なクリームパスタの作り方 とろみのあるソースがパスタに絡んでいます

 調理時間は、加熱時間を含めて15分ほど。材料さえ用意すればほとんどレンジ任せで作れるので、これからぱぱっと食事をすませたい日の筆者の定番メニューになりそうです。また、クリスマスや誕生日など、多くのメニューを一度に出すイベントの日にも作りやすいレシピだと感じました。

 ひろちさんによると、このレシピは薄力粉をすり切りでしっかり量り入れるのがポイントとのこと。パスタの太さが1.6ミリ以外の場合は、1回目にレンジへ入れる時の加熱時間を、袋に表示されているゆで時間よりも2分長くすると良いそうです。

 この他にも料理が苦手な人が気軽に作れるアイデア料理を次々にTikTokへ投稿しているひろちさん。詳細なレシピはInstagram(@hirochi_kitchen)で見られるので、併せてチェックするのが良さそうです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/10/news163.jpg 「えーー」「衝撃!」「食べれるんですか!?」 大沢たかお、“まさかの食事風景”にファンびっくり 「明日は雪かな」
  2. /nl/articles/2412/09/news077.jpg 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. /nl/articles/2412/09/news063.jpg 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  4. /nl/articles/2412/11/news042.jpg 「脳がバグるw」 妹の結婚式で乾杯音頭をとる兄、二度見必至の“完璧な正装”に「なんでやねんwww」「良いお兄さん」
  5. /nl/articles/2412/11/news006.jpg 毛糸でポコポコ模様を編んでいくと……「私史上いちばん可愛い!」完成品に称賛の声殺到! センス爆発のおしゃれアイテムが「目を奪われました」と話題
  6. /nl/articles/2412/11/news133.jpg ゴミ収集所をあさっていた保護猫、今でもギュウギュウだった首輪の跡が残り…… やす子が溺愛する猫の“衝撃のご褒美”に反響
  7. /nl/articles/2412/11/news074.jpg 「最新のガンダムです」→円熟味あふれるガンプラの登場に笑い 「ある意味うそは言ってないw」
  8. /nl/articles/2412/11/news014.jpg 初心者「ぶどうは紫で丸いっぱい描いとけば完成でしょ!」→“絵の先生”がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ
  9. /nl/articles/2412/11/news012.jpg 「破格ですね!」 セカストで9900円→即買いした“メーカー不明品”に「超掘り出し物……!」と驚きの声
  10. /nl/articles/2412/10/news042.jpg えっ、これのどこが……? 「オシャレに見せかけたオタク部屋」の写真が「理想」「住みたい」と喝采浴びる 投稿者に話を聞いた
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」