祖母と孫の絆をつなぐ“シャネルの真っ赤な口紅の話”に3万いいね 「涙が止まらない」「おばあちゃんに会いたくなった」と感動の声(1/2 ページ)
1本の口紅があれば、笑顔にできる。
漫画家の岡野く仔さん(@kuko222)が描いた創作漫画「口紅の話」がTwitterで話題になっています。投稿は記事執筆時点で3000回以上リツイートされ、3万3000件の「いいね」や感動のコメントが寄せられました。
登場人物は、優しい表情で笑う祖母と、サイドを刈り上げた短髪に切れ長の目元が印象的な孫の2人。漫画は、孫が初めてお化粧をした日の回想から始まります。
それは、まだ孫が6歳のころ。祖母の塗る真っ赤なシャネルの口紅に憧れた孫は、自分にも塗ってほしいとせがんだのでした。小さな顎にそっと手を添えて、リップブラシで口紅を塗ってあげた祖母。幼児の唇に真っ赤な口紅はちぐはぐでしたが、孫はその体験を「すごくうれしかった思い出」として記憶していました。
時は流れ、孫はすっかり大きくなりました。祖母の顔にはしわが増え、化粧っけもなくなっています。明日は祖母の同窓会。「半分集まればいい方でしょうね」と笑う祖母に、孫は「じじばばブラックジョーク草」と軽快に返します。
どの服を着ていこうか悩む祖母に、孫はタンスに入っていた花柄のブラウスを提案しました。そして「そのブラウスならシャネルの口紅が似合うわ」と笑いかけます。
祖母は「じじばばしか集まらないのよ」「お化粧してくる人いないわよ」と困った顔を見せますが、孫は引きません。祖母が先陣を切ればきっと化粧をしてくる人も増えると、期待の表情で祖母を見つめました。
すると、少し考えるしぐさを見せた祖母は、目を閉じて「……帰りにお父さんのお墓に寄るからちょうどいいかもね」と小さくほほ笑みました。その答えにうれしくなった孫は「私塗ったげるわ!」と、張り切ってメイク役を買って出ました。
翌日。花柄のブラウスでおしゃれした祖母を前に座らせ、孫はリップブラシを手に取りました。真っ赤なシャネルの口紅をブラシに取り、マニキュアを塗った骨ばった手を祖母の顔に添えます。そして、目を閉じる祖母の唇に、口紅を乗せました。その瞬間はまるで、孫が初めて化粧をした日と同じようにあたたかな時間でした。
鏡の中に映る、深紅に染まった自身の唇をじっと見つめた祖母。その口角はみるみるうちにキュッと上がり、頬はポッと紅潮していきます。そして口元に手を当てた祖母はうれしそうに「うふ、お父さん惚れ直して連れてっちゃうかも」とにっこり笑いました。そんなかわいいブラックジョークを言う祖母に、孫も頬を赤く染めながら笑います。祖母のほころぶ笑顔の唇には、子どものころの孫と同じ、きれいな赤が美しく色づいていたのでした。
たった1本の口紅だけで年齢や性別を問わず相手を笑顔にできることを教えてくれるこの漫画は大きな反響を呼び、「お化粧がもっと好きになりました」「変わらないお互いの優しさや思いやりが詰まってて、最後の2人の笑顔につられて自分も笑顔になった」「素晴らしい漫画でおばあちゃんに会いたくなりました」といった声が次々に寄せられています。また、自身と祖母の思い出を語るコメントも多く見られました。
作者の岡野いく仔さんは、数本の連載作品をTwitterで発表するなど精力的に活動中。新刊として雑誌『ごはん日和』で連載中の漫画『お嬢様の禁断寄り道ごはん』の第1巻が6月14日に、『着物ちゃんとロリータちゃん』の第4巻が6月30日に発売されます。
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