「バーフバリ」監督の最新作「ＲＲＲ」ついに10月21日に日本公開 ラージャマウリ監督を讃えよ！（1/2 ページ）

「そなたが悪い。見るべき場所は家ではない。映画館だ」。ブシュ！

[上代瑠偉，ねとらぼ]

　マヒシュマティ王国のみなさん、お待たせいたしました！　インド映画「バーフバリ」シリーズの生みの親、S・S・ラージャマウリ監督の最新作「ＲＲＲ（アールアールアール）」が10月21日から日本公開されることが決定しました！　よっしゃーー！！！

　舞台は1920年、英国植民地時代のインド。イギリス軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム（N・T・ラーマ・ラオ・Jr.／通称NTR.Jr）と、イギリスの警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ（ラーム・チャラン）は互いの素性を知らぬまま、唯一無二の親友となっていくのだが――。インド激動の時代で彼らが選ぶのは友情か？　使命か？　家族、誇り、国の未来をも背負った2人の友情と壮絶な戦いが描かれます。制作費はインド映画史上最高と言われる7200万ドル（97億円）です。

　「ＲＲＲ」は、2022年度のインド国内の興行収入でNo.1となり、世界でもオープニング興収（3月25日から3月27日）5400万ドル（日本円で約74億円）を叩き出しました。米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では94％の満足度（2022年7月20時点）を記録しており、海外メディアにも「今年最高の1本！　最も革命的！（Rolling Stone）」「壮大で爆発的な映画だ！（Indie Wire）」「ハリウッドが到達できない壮大なハンマーのような作品（EMPIRE）」などと絶賛されています。

　「バーフバリ」シリーズは、空前絶後のパワフルなアクションや映像表現が観客を魅了し、世界中で大ヒット。日本のSNS上では、「強烈な映画に出会ってしまった」「こんな景気のいい映画を見れて最高の気分だ！」「バーフバリを見ると体調が良くなる」（※個人の感想です）などの報告が相次ぎました。人気すぎて、一部映画館では同シリーズの「完全版」「絶叫上映」「爆音上映」のみならず、ラージャマウリ監督の過去作「マッキー」「マガディーラ 勇者転生」まで上映される一大ムーブメントを巻き起こしました。

　ラージャマウリ監督は「ＲＲＲ」の日本での公開決定に際して、「『ＲＲＲ』が日本で公開されることが本当にうれしいです！　『バーフバリ』は日本の皆さんから圧倒的な愛情、称賛、支持をいただきました。また『マガディーラ 勇者転生』や『マッキー』も深い愛のおかげで良い成績を収めることができました。他の国と同様に、日本でも皆さんに『ＲＲＲ』を愛していただけるよう祈っています。10月にお会いできるのを楽しみにしています」とコメントを寄せています（※）。

※現状、ラージャマウリ監督の来日はまだ決定されておらず、調整中とのことです