ひろゆき氏VSガーシー議員らの論争にドワンゴ川上氏が反応 ガーシー議員からの“暴露宣言”に「ただの恐喝」(1/2 ページ)
FC2高橋氏から持ちかけられたという「和解」の内容についても言及が。
ドワンゴの川上量生氏が8月7日、自身のブログを更新し、NHK党の“ガーシー”議員こと東谷義和氏と、FC2創業者・高橋理洋氏らの「ひろゆき氏が攻撃してきたのは川上氏側からの仕掛け」との主張について反論しました。併せて、現在ガーシー氏から「(高橋氏と)和解しなかったことを後悔させてやる」と“暴露宣言”を受けていることも明かしています。
高橋氏は以前からガーシー氏を「友達」と呼んでおり、前回の参院選ではガーシー氏と同じくNHK党から出馬もしています。一方で高橋氏は、FC2動画のコメント表示機能を巡って7月にドワンゴとの裁判に敗訴しており、これを不服として川上氏とは現在も係争状態にあります。
そんな折、川上氏と以前から親しい関係にあるひろゆき氏がここ数日、ガーシー氏について「詐欺の逃亡犯」など公然と批判するようになっていたのが今回の論争の発端でした。ガーシー氏は6日、編集者である箕輪厚介氏のYouTube配信に出演すると、“ひろゆき氏が攻撃してくるようになったのは、ドワンゴ川上氏と高橋氏が全面戦争に入ったから(=高橋氏の友人であるガーシー氏をひろゆき氏に依頼して攻撃させているのではないか)”といった主張を展開。「なるほどねお前そういうことしてくんねや、じゃあ俺はお前行かへんでと」「お前の奥さん攻めた方が俺は楽しいで」と、ひろゆき氏ではなく“ひろゆき氏の配偶者”に対する攻撃を示唆するなど、高橋氏とドワンゴの裁判が思わぬところに飛び火した形となっていました。
川上氏がブログを更新したのは、こうした騒動を受けてのこと。川上氏はまず、「ひろゆき氏が攻撃してきたのは川上側からの仕掛け」という主張について、「僕とひろゆきは盟友ではあるが、僕にはひろゆきのコントロールは不可能だ。頼んで誰かを叩いてくれるなんてことはやってくれるわけがない」と主張。さらに現在「私は高橋氏と和解しなかったことを後悔させてやると、ガーシーから暴露宣言を受けている。ドワンゴとKADOKAWAに対するネタを提供するとFC2高橋氏が最大300万円を支払ってくれるそうだ」と、ガーシー氏らから、懸賞金付きの“暴露宣言”を受けていることも明かしました。
川上氏によれば、高橋氏から持ちかけられたという「和解」の内容については次のようなもの。
一、警察に働きかけて、高橋氏が日本に帰国しても逮捕されないようにしてほしい。
一、先日、ドワンゴとFC2の特許訴訟について、知財高裁で判決が出てドワンゴが勝訴し、FC2が1億円の損害賠償をドワンゴに支払う命令がでた件につき、訴訟を取り下げるか、差押をしないでほしい(要するに1億円を支払わないことに合意してほしい)。(川上氏のブログより)
あくまで川上氏側の視点でまとめたものという点には留意が必要ですが、もしもこの内容が事実であるなら、「警察に働きかけて逮捕されないようにしてほしい」はもちろんのこと、既に判決が出た裁判に対し「訴訟を取り下げるか、差押をしないでほしい」など、かなり無理な内容であることがうかがえます。川上氏はさらに「そして和解を呑まないから攻撃すると高橋氏とガーシーは主張しているわけだが、これはただの恐喝だ」とも指摘しています。
川上氏のブログには大きな反響があり、ネット上では「これが議員なのか。どうかしてる」「これが事実ならやばいですよね」「これが日本でも有名なIT関係者と国会議員のやりとりだと思うとこの国ホント酷い」「えー!kawangoさんってドワンゴの川上さんだったの!?(棒」などさまざまな声があがっています。
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