クワガタにはさまれて離してもらえなかったら…… 意外なアイテムで解消する方法が「参考になる」と1万1000いいね

試してみたくなる。

» 2022年08月16日 06時30分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 Twitterに投稿された、クワガタにはさまれて離してもらえなくなったときの対処法がとっても面白くて参考になります。投稿は記事執筆時点で、1万1000件以上の“いいね”を集めています。

 夏になるとクワガタやカブトムシといった、夏らしい昆虫を捕まえに行く機会が増えるもの。そしてクワガタを捕まえようとして、うっかりその強靭なアゴにはさまれてしまった……という経験をしたことがある人もまた多いのではないでしょうか。

クワガタにうっかりはさまれちゃう そうそう、うっかり……痛くないのでしょうか……?
ヒラタやオオクワガタに有効 特にパワフルなヒラタクワガタやオオクワガタに有効なんだとか

 クワガタにアゴをはさまれてしまうと、車の運転も夏休みの宿題もできなくなってしまうので、どうにも困ってしまいます。そんなときにとっても役立つ、「一発でクワガタにアゴを離してもらえる方法」を生物ライターの平坂寛(@hirahiroro)さんが教えてくれました。

クワガタをスプーンでこする スプーンで優しくなでるだけで……
離れたクワガタ すぐに離してくれました!

 クワガタに一発でアゴを離してもらう方法、それは“はさんでいるクワガタの背中をスプーンの丸くなっている方で優しくこする”というもの。スプーンだけではなく硬いものなら何でもOKとのことで、スプーンが無いときはコインやカギ、金属製の懐中電灯やスマホの角などでも代用できるそうです。

コインで代用 コインでも代用できるのだとか
カギで代用 カギならとっさのときにも用意できそうです

 平坂さんによると、クワガタはスプーンの硬い感触を天敵であるフクロウなどのクチバシと勘違いし、「背後を取られた!」と思ってアゴを離すのではないか、とのこと。なお平坂さんは沖縄のクワガタ愛好家にこの方法を教えてもらったため、”沖縄式クワガタはずし”と呼んでいるそうです。

クワガタが誤認しているのかも あらゆるクワガタに効果的な様子
背後を取られたと勘違いしているクワガタ クワガタ的には結構びっくりしているのかも……?

 ただし、個体によってはこの方法が効かないこともあるそうで、スプーンでは対処できない頑固者にはさまれてしまった場合は、木の幹などにつかまらせて外してくれるまで気長に待つしかないのだそうです。特に「タランドゥスオオツヤクワガタ」(アフリカに生息するとってもパワフルなクワガタ)には効かないケースが多いそうなので、注意が必要です。

タランドゥスオオツヤクワガタ 残念ながらタランドゥスオオツヤクワガタには効きにくいそう
YouTubeにフルバージョンが投稿されています

 こちらの動画には「お互いが嫌な気持ちにならない外し方を教えてくれるの優しすぎる」「挨拶の時既に挟まれてるの面白すぎるwww」「ちょうどクワガタに挟まれていたので助かります」といった、たくさんのコメントが寄せられています。

 平坂寛さんはTwitter(@hirahiroro)とYouTubeチャンネル「平坂寛」に、さまざまな生き物にかまれたり、はさまれたり、刺されたりしたときの様子や、なかなか見かけない生き物を食べてみた感想などを投稿しています。また、新刊『見たことのないものをつかまえたい!  世界の変な生き物探訪記』もAmazon他全国の書店で販売中です。

うめき声と冷静かつわかりやすい解説のギャップがたまりません
待望の続編(世界編)です

画像提供:平坂寛「世界の変な生き物探訪記」発売中(@hirahiroro)さん

三日月 影狼

オススメ記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/01/news071.jpg 天皇陛下の英国訪問、「王妃の日本製バッグ」「皇后さまの菊のティアラ」などに注目 宮内庁公式に360万いいね
  2. /nl/articles/2406/30/news007.jpg 汚れたホースに綿を詰めて流したら…… 無色透明の水が“信じられない色”へ変化する光景に思わずゾッとする
  3. /nl/articles/2407/01/news016.jpg テーマパークで娘を撮影、親に送る→返ってきた“まさかの1枚”に感涙の声 25年前の奇跡に「素敵すぎる」「こういうの熱い」
  4. /nl/articles/2406/28/news086.jpg レジンで生のイチゴを閉じ込め→4年放置したら……? “まさかの姿”に「100万年後に発見されて欲しい」
  5. /nl/articles/2406/25/news183.jpg 絶対に笑ってしまう“ダンシング折り鶴”と作り方に反響の嵐 合計1300万再生突破「涙出るほど笑った」「元気をありがとう」
  6. /nl/articles/2406/29/news006.jpg “100歳おばあちゃん”の朝食作りに密着したら…… 驚きの姿とおかずに「最高の朝食」「めちゃめちゃ感動」
  7. /nl/articles/2406/25/news138.jpg 「めちゃくちゃ吹いたwwwww」「悲劇!w」 蛇口の水を猫ちゃんがペロペロ→その水が注ぐ“まさかの場所”が263万表示
  8. /nl/articles/2406/29/news080.jpg 「こんなんもうピザやん」 “エグいピザポテト”を引いた人が幸運過ぎてうらやましいと話題に 「SSRだ」「かき揚げかと思った」
  9. /nl/articles/2406/30/news011.jpg オーダーウエディングケーキを「お任せで」と言われた職人、完成したのは…… 依頼者もドン引きの全貌に「次元が違いすぎる」「ケーキ入刀できない」
  10. /nl/articles/2406/29/news071.jpg ビートたけし、数千万円級の“超高級外車”で商店街行く姿がエグかった……ギャップある光景に「威圧感あり過ぎ」「どう考えても映画のワンシーン」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  3. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」
  4. 「やばすぎ」 ブックオフに10万円で売られていた“衝撃の商品”に仰天 「これもう文化財」「お宝すぎる」
  5. 都知事選掲示板に“ほぼ全裸”ポスターが掲出で騒動に→アイドルが懸念示す 「300万円を考えると安いものなんでしょう」「真面目に頑張りたい人が可哀想」
  6. いつも遊びに来る野良猫がケガ→治療するもひどく威嚇され…… 「嫌われた」と思った翌日の光景に「涙が出ました」
  7. あずきバーに砲弾を撃ち込む様子が“そんなわけなさ過ぎる結果”で爆笑 ツッコミが不可避の投稿はどのように生まれたのか聞いてみた
  8. 「別人かよ」「泣けた」 “オタク”と言われ続けた男性が…… “激変イメチェン”に「こんなに変われるなんて」と称賛の声
  9. 定年退職の日、妻に感謝のライン→返ってきた“言葉”が193万表示 「不覚にもウルッとした」「自分も精進します」と反響多数
  10. 0歳赤ちゃん、寝ていたはずがベビーモニターに異常発生!→ママが駆け付けるとまさかの…… 爆笑の光景に「かわいすぎるっっ」「朝から癒やしをありがとう」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈られたもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」