小学生のころに描いたマンガを大人になってリメイクしたら…… どちらもステキで比較が楽しい作品に「エモい」「やってみたい」（1/2 ページ）

なんだか見ていてほっこりします。

[宮原れい，ねとらぼ]

　小学生のころに描いた漫画を、大人になってからリメイクしてみた投稿がTwitterで話題です。元の作品もかわいさにあふれていて、過去の自分との合作に「とても素敵」「やってみたい」の声が上がっています。

　作者は、イラストや育児漫画を投稿している、さばまる（@funeido45）さん。

　元の漫画は今から20年ほど前、小学4年生か5年生のころに描いたもの。当時さばまるさんは少女漫画誌の『なかよし』を愛読していたそうです。リメイクされたのは1ページのみですが、元漫画から女の子が表情豊かで、あえてコマからはみ出して全身を描いていたりと、小学生とは思えないセンスを感じます。

当時からキャラクターが生き生きと描かれています。少女漫画らしいコマ割りもすてき

　現在の画力で描かれた漫画と比較するのも面白く、人物をほぼ同じ構図で描きながら、当時は難しかった背景などを完璧に追加しているのがさすがです。ちなみに、さばまるさん自身もストーリーは全然覚えてなく、「う……っわーん」の文字などは「私もツボりながら文字入れしました笑」とのこと。

　なお、元の漫画はアナログ作画で、細書きボールペン（ハイテックC）で制作。リメイクはデジタルです。

今の絵のタッチで描きつつ、細かな表現も追加された漫画になんだか感動します

　Twitterのコメントでは「時空を超えた合作……とても素敵です！」「小学生のころから少女漫画としての構図が完成されていてすごい」と感動や驚きの声が寄せられ話題に。また「チェックと羽根のトーン（※スクリーントーン）が、同じ時を生きてきた思いがします」と懐かしさを覚える声や、「こんなふうにリメイクされたら昔の自分が喜びそうー」といった声も上がっています。

画像提供：さばまる（@funeido45）さん