「無痛分娩」って痛みが無いんじゃないの……!? 絶対に痛みを感じたくない妊婦のハイテンション出産レポに「めちゃおもしろい」「勉強になる」(1/2 ページ)
臨場感あふれてる。
無痛分娩を選択した女性の出産レポート漫画がTwitterに投稿され、記事作成時点で3400件以上のリツイート、1万9000件の「いいね」を集めるなど話題になっています。厚生労働省によると、日本の無痛分娩の割合は近年増加傾向。しかし、その割合は全体の約5.3%と欧米諸国に比べるとまだ少ないのが現状です。経験者が教えてくれる、無痛分娩のリアルとは……? 編集部は作者の「いくじ」さんに話を聞きました。
参照:厚生労働省「無痛分娩の実態把握及び安全管理体制の構築について」
漫画の作者は、2歳の男の子を育てるいくじ(@ikgnoikg)さん。今回のお話は、息子くんを無痛分娩で出産したときのエピソードです。
出産にあたり、迷わず無痛分娩を選択
幼少期から、「女性は将来絶対死ぬほど痛い思いをして子どもを産まなければいけない」と思い込んでいたいくじさん。大人になってから実際に出産するにあたっても、迷わず無痛分娩を選んだと言います。
無痛分娩は、麻酔を使って陣痛の痛みをやわらげる出産方法。痛くないイメージのある無痛分娩を選んだことで、心に余裕を持って過ごしていたいくじさんですが、予想外のことが起きます。なんと、出産予定日の一週間前に陣痛が来てしまいまったのです!
無痛って言ってたのに、有痛!!
早朝、病院に電話をして陣痛を知らせるも、「(陣痛が)10分間隔ならまだ大丈夫だから、お風呂とか入ってリラックスしてね」という返事が。いくじさんの頭の中で「え……こんな痛いのにまだ病院に行かせてもらえへんの……?」「無痛って言ってたのに、有痛!!! 有痛!!!!」という思いをぐるぐるとめぐらせながら、しばらく陣痛に耐えることになりました。
陣痛が5分間隔になったところで、いくじさんは痛みに耐えつつタクシーで病院に向かいます。しかし、病院の先生にあっさりと「まだ生まれないからもうちょっと家にいてね」と言われ、家に帰されてしまいます。
そしてやってきた本陣痛。いくじさんはさらに強い痛みに叫び声を上げながら、今度こそ……と病院に向かいました。ようやく「子宮口開いてますね。GOです」と言ってもらえたいくじさんは、「ヤッタァーッ。早く麻酔打ってくれ麻酔! 麻酔! 麻酔祭り!」と心の中で歓喜の声をあげます。
麻酔後、陣痛のない世界を手に入れる
麻酔が効くまでの時間は地獄に思えたものの、いくじさんはついに望み通りの「痛みのない世界」に突入。子宮口がしっかり開くまでの時間を平穏にすごすことができました。
しかし、麻酔を打ってもらうまでの苦しみは相当なもの。いくじさんは、病院のスタッフに「昨日の夜中の1時に陣痛来てからずっと寝てないんで寝たいんですけど……」と伝え、仮眠をとることにしました。
あっという間の出産
その後しばらくして、助産師さんが子宮口から赤ちゃんの頭が見えてきたことを確認。すると、「はいじゃあいきんで〜」とすぐにお産が始まりました。いくじさんが「エッ嘘……嘘……嘘……」と思っている間にもお産は進み、あっという間に無事赤ちゃんが誕生!
麻酔を打ってから出産までは2時間ほど。いくじさんは、「まじで麻酔きいてからはまじで楽だった。まじで手品だった」と振り返っています。
出産時のリアルな心情を描いた漫画に、読者からは「めちゃおもしろい。結局痛いんかーいって」「死ぬほど笑って元気出ました」「めちゃくちゃおもしろくてめちゃくちゃ勉強になりました」などの声が。また、「無痛分娩有痛なんよまじで……」と、いくじさんの体験に共感する無痛分娩経験者の声も寄せられていました。
無痛分娩、想像していたものと違った? 作者に聞いた
ねとらぼGirlSide編集部では、作者のいくじさんに詳しい話を聞きました。
――初めてのお産、そして無痛分娩の率直な感想を教えてください。イメージしていたお産と実際のお産との違いはありましたか?
いくじさん:完全に痛くなくて余裕なんだろうな〜と思ってましたが、現実は全然無痛じゃなくて麻酔が効くまではずっとキレ散らかしてました。それまで出産時のレポ漫画をよく読んでたんですが、わりと痛みについてはスルーしてる方が多かったのでこんな痛いならみんな描いといてよ! と謎のキレ方をしたのも覚えてます(笑)。
――これから出産を迎える方へのアドバイスがあれば教えてください。
いくじさん:自分がどれだけ痛みに弱いのかそれとも強いのか、不安を抱えるのが得意なのか不得意なのか、ちゃんと自分を理解してあげたうえで、最善の出産方法をパートナーの方と一緒に考えるといいと思います。
――漫画には多くの反響が寄せられています。感想やメッセージがありましたら聞かせてください。
いくじさん:無痛分娩という言葉が何となく世間の中でぼんやりとしか認知されていないことは何となく感じていて、その中で「無痛分娩を選んだのに無痛じゃなかった! 出産の現場のリアルはこんな感じ!」という声を伝えたくて描きました。無痛分娩に限らず女性の不安を少しでも減らせる選択肢が増える世の中になればいいなと思います。
厚生労働省は、無痛分娩を検討する場合は最新の情報をもとに担当医師と相談し、出産する施設の体制をよく理解したうえで、メリットと考えられるリスクを考慮して分娩方法を選ぶよう呼びかけています。
なお、いくじさんが出産する際には、子宮口が開いてから麻酔を打っていましたが、病院によっては陣痛が始まってすぐに麻酔を打つところもあるようです。
無痛分娩時の痛みや麻酔を打つまでの時間は個人差があるだけでなく、出産する施設の方針によっても異なります。自分が望む出産方法をよく検討し、希望にあった施設を探すのが大切ですね。
いくじさんはTwitter(@ikgnoikg名)やInstagram(@ikgnoikg)で、この他にもユーモアあふれる育児漫画を公開中です。
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