「エンジンが爆発したんですよ」コブクロ黒田、トホホな愛車遍歴を明かす ついに出会った「人生のベストカーはこれ!」(1/2 ページ)
どのクルマも思い出ありまくりです。
音楽デュオ「コブクロ」が、YouTubeチャンネル「コブクロ 公式チャンネル」を更新。コブクロ黒田さんがこれまでの悲しい(?)愛車遍歴を明かしました。黒田さんの「人生のベストカー」とは……。
今回はコブクロの2人で、スマホに残る写真から当時を振り返るトーク企画を実施。黒田さんはこれまで乗ってきた愛車遍歴を、ちゃんとスマホに残している歴代の愛車写真とともに熱く語ります。
まずはフォードの「マスタング」。憧れる人も多い米国のV8ハイパワーなマッスルカーですが「走行中に突然止まって動かなくなった!」「電気系統から何からシャットダウンしてどうにもならなくなって、JAFを呼んだ」と、トホホなトラブルが最も深い思い出として刻まれていました。
2台目はシボレーの「カマロ」、こちらも米国のマッチョなハイパワー車です。1969年式の旧車をフルレストアしたもので、納車されるまでに6年(!)もかかったという本気のこだわり車でした。
ところがこちらも「超絶にかっこいい&猛烈パワー」だけれど、信頼性が……。「あの日はすごい暑かったんですよ。で、エンジンが完全にオーバーヒートして、爆発したんですよ。ボンネットがバン! って跳ね上がって」。爆発って!? う、うわぁぁ。さらに「駐車場で別のクルマにぶつけられて、傷だらけになってしまって……。板金に3年も掛かってまんねん!」とまたもや悲しい思い出が続きます。
対して小渕さんも「僕もありますよ。ゲリラ豪雨の日にアンダーパスに突っ込んで、メルセデス・ベンツ SLSが完全に水没しちゃった。水がね、腰あたりまでたまってたの。一発廃車です」。2人ともいろいろあるな。
こうして黒田さんは、“理想の1台”を求めて欲しくなったクルマを次々と買い求めるようになります。ランボルギーニのスーパーカー「ガヤルド」は、「最新型に乗ってみたくなってね。やっぱり乗っていて楽しかった。けれど、2シーターだし仕事の移動で……というクルマじゃなかった。都内の渋滞でエンストが多発したのでクルマ屋さんに見てもらったら、“あ、渋滞にははまらないでください。渋滞では乗らないでください”と言われたの。で、諦めた」。
「やっぱり俺はアメ車が好きなんだ」と分かったので、美麗デザインで突き抜ける1960年代のシボレー「コルベット C2」を購入。「これは快調だったよ。でも細かいのがたくさんあります。段差をドンと乗り上げたら窓がバンと落ちて全部バリーンと割れたとか。このとき、カマロとコルベットの2台持っていたんだけれど、どちらも夏の7月8月9月に乗れなかった。……だから手放した。覚悟が足りんかった」。
ベントレーの高級車「コンチネンタルGT」は、ゴルフバッグを積めて、ゴルフ場までちゃんと行ける快適なクルマを。「……って当たり前のことやん」(小渕さん)。
「ポルシェ・911(991型)」は「刺激的でありながら、現代の快適性を兼ねるクルマを。ベントレーとカマロの間のを」と思って購入。でも「当時はポルシェについてまだ何も知らなかった。なぜかポルシェの水冷って心に響かなかった。何か違うなと」。「やっぱ、俺はアメリカ好き」と思い直して、青春時代の憧れだったおおらかな大型バンの「シボレー・タホ」にしたら、「新車だったのに、雨漏りで天井がカビだらけになった。乗ったらジャングルみたいな匂いした」。……どのクルマもしっかり故障や残念エピソードがセットです。
「俺やっぱり、ポルシェや! 博士と呼ばれた伝説の人が作った、空冷のポルシェや」。……こう思い立って買ったのが1980〜90年代/空冷エンジン時代の「ポルシェ・911 ターボ(964型)」。「全部最高。これが人生のベストカー」。おぉぉ〜!
「今まで乗ったクルマで最後死ぬときに乗りたいクルマは何? と聞かれたらこれ。永遠にともに乗り続けたいと思っている」「ただ……いま故障して動かない」。華麗な愛車遍歴にもしっかりオチが付いている黒田さんでした。
ファンからも「こんなにたくさん車に乗れる人生にしたい」「黒田君の車に対するチャレンジ精神には脱帽です」「ムッチャすごい車ばかり!」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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