年金、葬儀、相続税……相続手続きの知識が万遍なく学べる 市役所でもらえる「おくやみハンドブック」が便利そうと話題に(1/2 ページ)

書籍よりもお得かも。

» 2022年11月19日 15時00分 公開
[関口雄太ねとらぼ]

 一部自治体の市役所で無料配布されている「おくやみハンドブック」が、葬儀、相続手続きなどの知識を満遍なく学べると話題になっています。PDF形式でネット公開している自治体もあり、「うちの市にもあった」など認知が広がっています。

年金、葬儀、相続税……相続手続きの知識が満遍なく学べる 役所でもらった「おくやみハンドブック」が便利そうと話題

 相続行政書士のいし(@Isimasa_blog)さんは、市役所でもらえる「おくやみハンドブック」を「書店で本を買うより、これを手に入れたほうが10倍おトク」と紹介。保険証、年金、葬儀、相続税、不動産登記など、身近な人が亡くなったときに必要になる情報を満遍なく学ぶことができるといいます。

 このツイートには1万5000件のいいねが寄せられ、「明日早速貰いに行ってこよっと」と行動を計画する人や、住んでいる市でも同じようにハンドブックを配布していたと報告する人の声が集まっています。

 ちなみに、いしさんが紹介した「おくやみハンドブック」は茨城県龍ケ崎市のもの。制作に携わった鎌倉新書の公式Twitterアカウントは、遺族を亡くした悲しみの中で手続きすることに配慮して「少しでもわかりやすく手続きを進めていただけるよう作成しております」とツイートしています。

 冊子の配布が行われているかどうかについては自治体によって異なるので、市役所を訪ねる前に確認しておくとよいでしょう。また、Web上でPDFファイルとして公開されている場合もあり、例えば、練馬区では32ページ、八王子市では48ページと充実したボリュームとなっています。

 また、ガイドブックだけでなく、専用窓口を設けている自治体もあり、八王子市では「おくやみコーナー」で、遺族が行う手続きについて案内しています。必要な情報がお金を払うことなく得られるのがありがたいですね。

画像提供:いし 相続行政書士(@Isimasa_blog)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」