大のアニメ好きが選ぶ“もっと評価されるべき2022年アニメ”ランキングTOP20! 「かわいい」から「萌えて燃える」まで2022年も超充実(1/3 ページ)

2022年は夏の“歌もの”アニメがアツかった!

» 2022年12月24日 18時00分 公開
[はるのおとねとらぼ]

 約200作品の新作アニメが放送/配信された2022年。振り返ってみると、2020年から続く新型コロナウイルス感染症の影響で一部のアニメでは放送が遅れることもありましたが、今年もおおむね例年通りバラエティーに富んだアニメを楽しめるすてきな1年となりました。

 本稿では、そんな多くのアニメ作品から世評以上の名作を探るため、アニメを週25本以上視聴し続ける“アニメ好き”100人以上を対象に「2022年の作品でもっと評価されるべきアニメは?」というアンケートを実施。放送/配信された作品は5作品、劇場公開された作品は3作品まで挙げてもらってランキングを作成しました。まずは放送/配信された作品のTOP3を紹介します。

3位:ちみも(7〜9月放送)

テレビアニメ「ちみも」PV

 人間界を地獄化するため、地獄からやってきた12匹の謎の生き物・ちみも。彼(?)らと鬼の形相の地獄さんが、とある3姉妹が暮らす家に居候する日常コメディーが3位となりました。

 同作は1話2エピソード構成ですが、笑えて癒やされ、ときにちょっぴりの風刺もあるお話と、シンプルながらかわいらしくユニークな動きも見せるルックスが評価のポイント。「子ども向けの見た目だけど多くの人に見てほしい」という意見も多く、中には「メガヒットした『PUI PUI モルカー』や『ちいかわ』と遜色ない面白さ」という声もありました。

2位:BIRDIE WING -Golf Girls' Story-(4〜6月放送)

テレビアニメ「BIRDIE WING ‐Golf Girls' Story‐」本PV

 3位以下を大きく引き離した1、2位はどちらもスポーツものでした。2位の「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」はアニメシリーズとしては初の女子ゴルフ作品。ヨーロッパで賭けゴルフをして生活するイヴと、大企業の令嬢でエリートゴルファーの葵という対照的なふたりの少女を中心に描かれるオリジナルの青春ストーリーです。2023年4月には第2期の放送も決まっています。

 同作で評価が高いのが“エンタメ度”の高さ。ボールが離陸する飛行機と同じ高さまで飛んだり、匂いで相手の三半規管を狂わせる敵が現れたりと、ゴルフ描写の楽しさは折り紙付き。そこにマフィアや百合といった要素が絡み、さらに広瀬香美さんによる主題歌や唐突な「ガンダム」ネタなどのフックも多く用意され、「とにかく面白い」というシンプルなコメントがふさわしい内容でした。

 一部から天才と称される稲垣隆行監督と、「スクライド」や「機動戦士ガンダム00」で知られる脚本家・黒田洋介さんのタッグということで放送前から期待を寄せていた人もいたようですが、多くの人が期待以上の内容に満足していたようです。

1位:Extreme Hearts(7〜9月放送)

テレビアニメ「Extreme Hearts」PV

 2022年の1位は、近未来スポーツ×美少女アイドルという過積載気味の要素を見事に昇華した「Extreme Hearts」でした。同作の舞台となる少し未来の世界では、最新技術を駆使したサポートアイテムを使うハイパースポーツが大人気。このスポーツの大会を勝ち抜いてステージで歌を歌うため、シンガー・ソングライターの少女、葉山陽和が仲間とともにさまざまな競技に挑む作品です。

 同作については「最初はとっぴな世界観や描写に笑っていたけど、いつの間にか挫折からの再起という王道の話にのめり込み、終盤は号泣していた」といった声が多数。「最終回のライブはアニメ人生のベストライブ」というコメントもみられました。

 また幕間を描くショート動画「Extreme Hearts S×S×S」や、作中とリンクしたキャラクターブログといった作品外のコンテンツとのシナジーを高く評価されていました。「2022年のスポーツアニメ界のサッカー日本代表」「令和の『アイアンリーガー』」といった評もありましたが、そういった称賛に違わぬオリジナリティーの高いアイドルアニメといえるでしょう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/11/news009.jpg 鮮魚店で瀕死の“巨大ガニ”を購入→家に連れて帰り、お風呂場に放ってみると…… まさかの展開に「こわっww」と800万表示
  2. /nl/articles/2502/12/news018.jpg 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ〜!!」
  3. /nl/articles/2502/12/news033.jpg 5歳のときにトレーニングを始めた女の子→3年後…… 現在の姿が「ハハハすごすぎる」「めちゃくちゃ尊敬」と250万再生【海外】
  4. /nl/articles/2502/12/news022.jpg 古いタオルを手で裂いていくだけで→「すごい…」「意外!」便利アイテムに! 生活の質“爆上がり”アイデアが話題
  5. /nl/articles/2502/12/news007.jpg 「夢見たディスプレイ」空中浮遊するガンダムのプラモデル、その仕組みは…… “122時間”かけて作った超大作が40万再生「マジで感激」
  6. /nl/articles/2502/12/news013.jpg 海外で暮らすパパとビデオ通話中、1歳娘がとったけなげな“行動” 大反響から約1年後……家族の現在を聞いた
  7. /nl/articles/2502/11/news025.jpg ←夫に出すやつ 自分で食べるやつ→ 目を疑うレベルの“落差”に爆笑「わ〜おw」「なんかとんでもないのいた」
  8. /nl/articles/2502/11/news033.jpg 妻「“157センチ、43キロが理想”と言う夫に、かわいいと言われたい」→プロに依頼したら…… 「エグッ!」「黒木瞳さんかと」
  9. /nl/articles/2502/12/news028.jpg 伸び放題になった実家の庭木→50代女性が2日間どんどん切ったら…… “見違える光景”に「さすがですね!」「明日は我が身」
  10. /nl/articles/2502/11/news012.jpg 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  2. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  3. 14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
  4. リンゴを1年間、水の中で放置→顕微鏡で見てみたら…… 衝撃の実験結果に「これはすごい」「息をのみました」【海外】
  5. 海釣り中、黒猫に「ちょっと来い」と呼び出された釣り人 → 付いて行くと…… 運命のような保護から2年、飼い主に話を聞いた
  6. “駐車場2台分”の土地に、建築家の夫が家を建てたら…… “とんでもない空間”に驚き「すごい。流行る」
  7. 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい〜」「読める人同世代w」
  8. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」 投稿者に話を聞いた
  9. ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
  10. 【今日の計算】「7−2×0+9」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議