「15歳だねおめでとう、夢のような日ブラボー」 ご長寿うさぎ、飼い主の愛に包まれて穏やかな誕生日を迎える 長生きの秘訣聞いてみた

とっても頑張りやなおじいちゃんうさぎ、レインくんです。

» 2022年12月29日 06時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 Twitterに15歳のお誕生日を迎えたご長寿うさぎさんの姿が投稿され、たくさんのお祝いの声が集まっています。HappyBirthday!!

 「15」の数字が堂々と飾られたリンゴを目の前に、おめかししてちょっぴり誇らしげなお顔をしているのは、ミニレッキスの男の子「レイン」くんです。

 レインくんはなんとなんと、2007年12月13日生まれの15歳。うさぎさんの寿命は7〜8歳程度(諸説があります)だといわれているので、15歳というのは本当に驚くべき、そして尊敬すべき年齢です。

 ねとらぼ生物部では今回、レインくんの飼い主であるよーやんさんに、レインくんの長生きの秘訣や近状を聞いてみました。

15歳レインくん ちょっぴり誇らしげな表情がかわいいです

 ――レインくんの長生きの秘訣のようなものがあれば教えてください

 よーやんさん:レインは小さいころからトイレを完璧に覚えていたため、常にケージは開けっ放しで、安全を十分に配慮した子ども部屋で自由に走り回って暮らしていたので体力がついていたのかもしれません。また15歳までに動物病院に連れて行った回数は10回もないので、もともと丈夫に生まれてきたのだと思います。

バッグに入っていおるレインくん 1歳のころ、よく入っていたバッグと一緒に(提供画像)

 ――レインくんの健康状態はいかがでしょうか?

 よーやんさん:最近は走ることはできませんが、自分で立ってゆっくり歩いています。寝たきりにならないように休日には、無理のないように運動をしています。食べる量も少なくなり、ペレットと高栄養フードをぬるま湯で柔らかくしてスプーンで食べたり、介護食をシリンジで飲んだりしています。平日はひとりで留守番して、ほとんど寝て過ごしているようです。

14歳お昼寝中 14歳のとき、お昼寝中(提供画像)

 レインをお迎えしたきっかけは当時中学1年の長女で、「どうしてもうさぎと暮らしたい!」と懇願されてお迎えしました。そしてお迎えした日が雨だったので、長女がレインという名前をつけました。その間に先住うさぎを5歳で失い、私たちの深い後悔とつらい心を癒やしてくれたのはレインの存在でした。先に旅立った姉(先住うさぎ)の分まで長生きして、私たちが寂しくないように頑張ってくれているような気がします。

14歳お花見 14歳の春、お花見を楽しみました(提供画像)

 私が朝出掛けるときは、レインの最後の姿になるかもしれないので、毎日必ず写真を撮っています。そして私が帰宅したときの第一声はいつも「レイン生きてる?」です。 10歳を迎えたときからのおまじないのようなあいさつです。私の唯一の願いは最後のお別れはひとりで旅立たず、私たち家族の腕の中で眠るように旅立ってくれたらと思っています。

 ――読者にメッセージがあればお願いします

 よーやんさん:最後にこれからうさぎさんをお迎えしようと思われている方に。

 うさぎさんはとてもいたずら好きで、壁紙、ソファ、コードなど簡単に破壊してしまいます。またトイレもうまくできないこともありますし、とても繊細で室温の調整のためにエアコンが常に必要です。

 うさぎさんを診察、治療できる病院は限られていますので、病気のときに困ることもあります。そして意外と長生きです。一度人に飼われたうさぎさんは、もう自然界では生きていけません、決して捨てないでください。大変なことも多いですが、うさぎさんは本当にかわいいです。最後の最後までかわいがって、うさぎさんと幸せな時間を過ごしてください。

(了)

 うさぎさんだけでなく、どんな動物も年齢を重ねれば重ねるほど昔はできたことができなくなったり、食が細くなったりと、さまざまな変化が起きてくるものです。それを受け入れ、日々レインくんを優しくサポートする飼い主さんと、それに応えるレインくんの関係性はとってもあたたかくて、本当にすてきです。

 15歳のお誕生日を迎え、16歳のキャンドルを目指すレインくんには「お誕生日おめでとう!」「この日を楽しみにしていました」というたくさんのお祝いと、「レイン君のご長寿にあやかりたい」という、うさぎさんと暮らすみなさんからの声が集まっています。

 よーやんさんはTwitter(@r_55_m)に、レインくんの写真や動画を投稿しています。日々飼い主さん一家の愛情に包まれて穏やかに暮らすご長寿うさぎさん、レインくんの様子が気になる人は遊びに行ってみると良さそうです。

画像提供:よーやん(@r_55_m)さん

三日月 影狼

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