1LDKから3LDKまでカスタマイズできる「間取りのない家」が登場 ライフステージの変化に合わせて自由に変更（1/2 ページ）

可動式の収納とウォールドアでカスタマイズ。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　部屋の間取りを随時変更できる「間取りのない家」プランを採用したマンションのコンセプトルームを、伊藤忠都市開発が1月21日から公開します。

「間取りのない家」プランを採用するマンション「クレヴィア西葛西」の完成予想図

　同プランの部屋では、キャスターで設置場所を移動できる「可動収納」と、間仕切りを自在に変更できる「ウォールドア」を採用しました。これらの組み合わせにより、間取りを1LDKから3LDKまで自由に変更できます。

仕切りを変えて部屋数を調整できる

　この設計は家族構成の変化などで訪れる、新たなライフステージへの対応を踏まえたもの。例えば、夫婦2人で暮らすうちはリビングをゆったり使い、家族が増えてからはリビングを狭めて子ども部屋を増やすなど、家庭の状況に合わせてカスタマイズできます。

2人暮らしでは寝室を狭めにとり、空いた分を作業や趣味の部屋に

子どもができたら寝室を拡張し、リビングまわりをワークスペースと遊び場に

子どもが大きくなったらリビングを狭くして、子ども部屋を作る

　コンセプトルームは、東京都千代田区の「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」で公開されます。可動収納やウォールドアの一部が再現されており、部屋の可変性を体験できるとのことです。