フクロウを愛する飼い主が伝える「迎える前に知らないと後悔すること11選」 リアルな情報に「勉強になります!」と感謝の声
勉強になりました。
「フクロウを飼う前に知らないと後悔すること11選」が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で203万回再生を突破、1万1000件を超える高評価が寄せられています。
投稿したのはYouTubeチャンネル「おちびフクロウ たいじくん」さん。普段はフクロウの良いところを中心に発信していますが、今回は家族に迎える際のデメリットを紹介してくれます。
1個目のデメリットは、「エサがエグい」こと。メインで食べるのはマウス・ヒヨコ・ウズラ、おやつはミルワームやコオロギなど。自分で解体してさばく必要があるので、それなりの覚悟が必要そうです。
2個目はトイレを覚えないこと。フクロウには肛門をしめる筋肉がないのでフンを我慢するという概念がないため、物理的にしつけはできないそうです。フンはペットシーツで受け止め、もれた分はふき取っているそうです。
3個目は診てくれる動物病院が少ないこと。基本的に動物病院が診るのは犬猫がほとんどで、鳥類は対象でもフクロウなどの猛禽類はダメなケースがあるとか。迎える前に病院をリストアップしておく必要があるようです(地道に検索する、フクロウカフェで聞くなど)。
ちなみにフクロウは体が小さいほど病気に弱いとのこと。病気を隠す生き物なので弱っている姿を見せず、突然死することもあるそうです。
4個目は検索してもあまり情報が出てこないこと。ブログを見ても個人の感想レベルのことしか書いていないこともあり、犬や猫に比べて情報の質と量が劣るので、情報を取捨選択する力がないと飼育は難しいと話しています。
5個目は寿命が長いこと。大型のフクロウで30〜40年、小型のフクロウで10〜15年生きることがあるので(体の大きさに比例)、それだけの期間一緒に生活してお世話をする覚悟があるのかを考えておく必要があります。
6個目は旅行や出張がしづらいこと。大型は1日1回、小型は1日に2回ゴハンをあげないといけないため、家に帰ることはマストとのこと。ペットホテルなどのサービスはありますが、フクロウは環境の変化に敏感でゴハンを食べなくなるケースもあるので「何かあったら預ければいい」とはならないそうです。
7個目は、なつかないこと。犬のように触れ合うことは難しく(「空飛ぶ猫」と表現されることも)、「眺める動物」だと思っていた方がいいと話しています。
8個目は逃げられたら終わりということ。一度逃げ出してしまったら探すのは困難ですし、小型のフクロウが住宅街に紛れ込んだら1週間も生きられないという話も。外来種であることによる問題も生じてしまうので、窓の開け閉めは慎重に行う必要があります。
9個目は部屋や服が動物臭になること。投稿主さんの場合、家族に言われるまで自覚はなく、消臭剤も効き目がなかったそうです。
10個目は鳴き声の問題。フクロウは種類によって鳴き声が違い、こちらのお宅の「たいじ」くんは声が小さいので困ったことはないけれど、実際にお迎えする前に飼っている人やフクロウカフェなどで鳴き声のことを確認した方がいいようです。
11個目はお金の問題。フクロウの生体代は30〜40万円くらい、飼育環境を整える初期費用は5万円程度必要です。たいじくんの場合、エサ代とメンテナンス、ペットシーツなどが毎月1万2000円ほど。もし病気になったりすると更に出費が増えるので、その分を計算しておくことも必要です。
ここまでデメリットを挙げてきましたが、動画ではフクロウ飼育に向いている人の特徴も紹介。家族で協力して飼育する人、キレイ好きできちんと掃除ができる人、ツンデレでもOKな人は向いているそうです。
コメント欄には「すごく勉強になりました」「本当に大切な事を伝えてくださって有難うございます」「かわいいけれど責任を伴うものだから、良い面だけでなくこういうデメリットをまとめてくれるのは素晴らしい」といった声が寄せられています。
たいじくんは以前、「よちよち歩きの恐竜みたい」と話題になったサバクコノハズク(関連記事)。YouTubeチャンネル「おちびフクロウ たいじくん」の他、YouTubeチャンネル「コムポッポ たいじ」やTwitter(@taiji_owl)でも情報を発信しており、Instagram(@taiji_owl)も開設しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「おちびフクロウ たいじくん」
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たくさん話しかけているからこそですね。
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