フクロウを愛する飼い主が伝える「迎える前に知らないと後悔すること11選」 リアルな情報に「勉強になります!」と感謝の声

勉強になりました。

» 2023年01月27日 07時00分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 「フクロウを飼う前に知らないと後悔すること11選」が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で203万回再生を突破、1万1000件を超える高評価が寄せられています。

フクロウを飼う前に、知らないと後悔すること11選

 投稿したのはYouTubeチャンネル「おちびフクロウ たいじくん」さん。普段はフクロウの良いところを中心に発信していますが、今回は家族に迎える際のデメリットを紹介してくれます。

ふくろうと暮らすデメリット フクロウを迎える前に知っておかないと後悔すること

 1個目のデメリットは、「エサがエグい」こと。メインで食べるのはマウス・ヒヨコ・ウズラ、おやつはミルワームやコオロギなど。自分で解体してさばく必要があるので、それなりの覚悟が必要そうです。

ふくろうと暮らすデメリット エサがエグい

 2個目はトイレを覚えないこと。フクロウには肛門をしめる筋肉がないのでフンを我慢するという概念がないため、物理的にしつけはできないそうです。フンはペットシーツで受け止め、もれた分はふき取っているそうです。

ふくろうと暮らすデメリット トイレを覚えない

 3個目は診てくれる動物病院が少ないこと。基本的に動物病院が診るのは犬猫がほとんどで、鳥類は対象でもフクロウなどの猛禽類はダメなケースがあるとか。迎える前に病院をリストアップしておく必要があるようです(地道に検索する、フクロウカフェで聞くなど)。

 ちなみにフクロウは体が小さいほど病気に弱いとのこと。病気を隠す生き物なので弱っている姿を見せず、突然死することもあるそうです。

ふくろうと暮らすデメリット 診てくれる動物病院が少ない

 4個目は検索してもあまり情報が出てこないこと。ブログを見ても個人の感想レベルのことしか書いていないこともあり、犬や猫に比べて情報の質と量が劣るので、情報を取捨選択する力がないと飼育は難しいと話しています。

ふくろうと暮らすデメリット 情報が少ない

 5個目は寿命が長いこと。大型のフクロウで30〜40年、小型のフクロウで10〜15年生きることがあるので(体の大きさに比例)、それだけの期間一緒に生活してお世話をする覚悟があるのかを考えておく必要があります。

 6個目は旅行や出張がしづらいこと。大型は1日1回、小型は1日に2回ゴハンをあげないといけないため、家に帰ることはマストとのこと。ペットホテルなどのサービスはありますが、フクロウは環境の変化に敏感でゴハンを食べなくなるケースもあるので「何かあったら預ければいい」とはならないそうです。

ふくろうと暮らすデメリット 旅行や出張がしづらい

 7個目は、なつかないこと。犬のように触れ合うことは難しく(「空飛ぶ猫」と表現されることも)、「眺める動物」だと思っていた方がいいと話しています。

ふくろうと暮らすデメリット なつかない

 8個目は逃げられたら終わりということ。一度逃げ出してしまったら探すのは困難ですし、小型のフクロウが住宅街に紛れ込んだら1週間も生きられないという話も。外来種であることによる問題も生じてしまうので、窓の開け閉めは慎重に行う必要があります。

 9個目は部屋や服が動物臭になること。投稿主さんの場合、家族に言われるまで自覚はなく、消臭剤も効き目がなかったそうです。

ふくろうと暮らすデメリット 部屋が動物臭になる

 10個目は鳴き声の問題。フクロウは種類によって鳴き声が違い、こちらのお宅の「たいじ」くんは声が小さいので困ったことはないけれど、実際にお迎えする前に飼っている人やフクロウカフェなどで鳴き声のことを確認した方がいいようです。

ふくろうと暮らすデメリット 鳴き声の大きさは体の大きさと比例しないそうです

 11個目はお金の問題。フクロウの生体代は30〜40万円くらい、飼育環境を整える初期費用は5万円程度必要です。たいじくんの場合、エサ代とメンテナンス、ペットシーツなどが毎月1万2000円ほど。もし病気になったりすると更に出費が増えるので、その分を計算しておくことも必要です。

ふくろうと暮らすデメリット お金の問題もクリアしておきましょう

 ここまでデメリットを挙げてきましたが、動画ではフクロウ飼育に向いている人の特徴も紹介。家族で協力して飼育する人、キレイ好きできちんと掃除ができる人、ツンデレでもOKな人は向いているそうです。

 コメント欄には「すごく勉強になりました」「本当に大切な事を伝えてくださって有難うございます」「かわいいけれど責任を伴うものだから、良い面だけでなくこういうデメリットをまとめてくれるのは素晴らしい」といった声が寄せられています。

 たいじくんは以前、「よちよち歩きの恐竜みたい」と話題になったサバクコノハズク(関連記事)。YouTubeチャンネル「おちびフクロウ たいじくん」の他、YouTubeチャンネル「コムポッポ たいじ」やTwitter(@taiji_owl)でも情報を発信しており、Instagram(@taiji_owl)も開設しています。

画像提供:YouTubeチャンネル「おちびフクロウ たいじくん

オススメ記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/03/news179.jpg 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
  3. /nl/articles/2412/03/news184.jpg 部屋中に“まさかの原因”で「虫が大量発生」 松井珠理奈「寝るのも怖い」と自宅で大パニック ファンから対処法募る
  4. /nl/articles/2412/04/news067.jpg 「価格崩壊ヤバい」 セカストで2150円で買った“破格の掘り出し物”に「やっす……」「こういう事あるんすね」
  5. /nl/articles/2412/04/news110.jpg ニトリの“3990円デスク”が在宅ワークにぴったり 収納力抜群のコンパクト仕様に「サスガ、お値段以上」
  6. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  7. /nl/articles/2412/03/news188.jpg 「どういう神経してるの」 有名音楽評論家、過去の“万引き”を告白…… 「盗んだレコードで評論とは」批判殺到
  8. /nl/articles/2412/04/news084.jpg 大谷翔平、“仲間たちとのショット”に反響 幸せそうな表情に「これはすごい!」 妻・真美子さんとの“家族ショット”も
  9. /nl/articles/2412/03/news187.jpg ホロライブ・天音かなた、実母が“警察が動く犯罪に巻き込まれていた”ことを明かし視聴者騒然 「泣きながら電話かかってきた」
  10. /nl/articles/2412/04/news197.jpg 辻希美の高2長女・希空のデビューについて杉浦太陽が語り涙…… 赤ちゃん時代の姿や秘蔵エピソード明かす「そういう世界に入る気ない、と言われていた」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」